鹿男あをによし

脚本/相沢友子
出演/玉木宏、綾瀬はるか、多部未華子、佐々木蔵之介
児玉清、篠井英介、夏八木勲、酒井敏也、キムラ緑子
柴本幸、鷲尾真知子、山口紗弥加、山寺宏一、大塚寧々
白井晃、田山涼成、藤井美菜、川辺菜井、東亜優
江頭由衣、宮田早苗、安達牧、鈴木梨乃、徳田公華
西川風花、菱山はるか、辺見怜菜、堀澤かずみ、水田萌木

http://wwwz.fujitv.co.jp/awoniyoshi/index.html

第2話 鹿になっちゃった

小川孝信は突然鹿に話しかけられる。
鹿が話すわけがない。妄想なのか、それとも神経衰弱が関係
しているのか。なかなか目の前の事実を受け入れることが出来
ない孝信。鹿は孝信の事を選ばれた運び人だと言い、キツネの
使い番から大事な宝である"目"をもらってくるよう言われる。

綾瀬はるかさんが番宣の中で、誰がどの動物なのか推理する
楽しさが有るようなことを言っていたけど、こういう事だっ
たのね。

鹿に話しかけられること自体不思議なことなのに、そんな鹿が
語りかける謎の指令。
半信半疑のままとにかくそれを遂行しようとする小川孝信の
キャラクターの良さが如何無く発揮されている。

まだ見ぬ恐怖。
未知なるモノに遭遇する時の恐怖心と好奇心を上手く擽られる
様な内容だと思う。

鹿、キツネ、女性、三角というキーワードと言葉の響き。
その言葉の響きと似たようなモノが目の前に現れるときの一瞬
の驚きと発見。何処かそれらのものと関連がないモノかと探って
しまう。人間の好奇心と想像力を巧みに刺激し、謎が次第に
具現化していく時の楽しさは、まるでアドベンチャーゲームを
解くときの楽しさだ。

綾瀬はるか演じる藤原道子のミスリードの仕方も見事。
今回、京都学園剣道部の顧問の女性が男性陣から視線の全て
を浴びる。小川孝信も御多分に漏れずそれに視線を合わせて
いる。嫉妬する藤原道子だが、小川孝信が顧問の女性を見ている
視線には別の意味があるのだ。

翌朝二日酔いでぐったりしている藤原道子の飾らないキャラ
クターがステキだね。

それと今回声を掛けてくる鹿ってメスの鹿のハズなんだが、
凛々しい声の山寺宏一さんだとオス鹿にしか見えない。

guest
宅間孝行、松川真也、馬場佑樹、金子裕、井上夏菜

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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