鹿男あをによし

脚本/相沢友子
出演/玉木宏、綾瀬はるか、多部未華子、佐々木蔵之介
児玉清、篠井英介、夏八木勲、酒井敏也、キムラ緑子
柴本幸、鷲尾真知子、山口紗弥加、山寺宏一、大塚寧々
白井晃、田山涼成、藤井美菜、川辺菜井、東亜優
江頭由衣、宮田早苗、安達牧、鈴木梨乃、徳田公華
西川風花、菱山はるか、辺見怜菜、堀澤かずみ、水田萌木
宅間孝行

http://wwwz.fujitv.co.jp/awoniyoshi/index.html

第7話 謎の少女の正体!?衝撃の事実が明らかに

思い詰めたような顔をして小川の前に現れた堀田イト。
彼女は大和杯での優勝と引き替えに、学校を辞めさせてくれる
様先生に頼む。飛び抜けた発言に小川が困惑していたところ、
冗談だという堀田。しかしその顔は何処か優れなかった。
翌日になっても堀田は登校せず、心配した小川は彼女が
行きそうなところを重点的に探す。藤原先生も協力して
捜索すると彼女はサウナに居た。
何も語らない堀田を下宿に連れて行くことになる。

今回はこれまでの堀田の奇怪な行動に対して、全て理由有る
説明が為された。

このドラマを見ていると登場人物が少ない割りに、意外と動物に
当てはめようとすると予想しづらい所は上手く出来ている。

ドラマの上手いところはそんな理由に関連して、堀田の小川に
対する反抗的、敵対する様な態度は、シカと相対するネズミの
ようにも見えるという事で、彼女の正体を上手く隠し通した
ところではなかろうか。

まさかシカが二匹も居るとは思わなかったし。

福原重久の役割も面白く、まるでリチャードの正体を知って
発言しているかのようだったり、まるで堀田の悩みどころが
分かっているかのように授業中に語ったりするところが良いよね。

何度も堀田の登場シーンに於いてガラス戸に正体が映らないか
見守ってしまう自分が居たり、その他怪しげな登場人物が居る
と反射して映るものは無いかと探してしまったりと、完全に
制作者によって踊らされている自分が居ることにただ驚くばかり
だ。

しかしガラスに映る堀田のシカは明らかに胴体が太いのが
笑えた。多部ちゃん細いものね。
今回はほぼ多部ちゃんDAYというところも好感触。
お風呂シーン有り、綾瀬さんと同部屋でパジャマという
シチュエーションに萌え度85%を進呈。

こんな馬鹿げた内容をこれだけ面白く作ることが出来る制作陣
に拍手を贈るほか無い。

藤原は今まで小川の主張することを不思議に眺めていただろうけど、
小川と同じ様な主張をする人物が現れたことで、よりこの問題に
真剣に向き合うことが出来るのでは無かろうか。
是非またシカに語りに行って欲しい。

guest
古奏むつとし

評価:★★★★★★★★☆☆ (8.0)

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