第10話 二つのキス〜冒険の終わりが恋の始まり
目を手に入れた一向は、いよいよ儀式を始める。
目の中には卑弥呼の力が込められており、60年に一度大ナマズ
の動きを止めるためにはこの力が必要だという。
目の中から球体が出てきて空高く飛んでいき、地下目掛けて
光を放つ。すると一瞬の振動と共に全ては終わった。
最終回は何をするのかなと思ってみていたが、儀式は意外にも
あっさりとしたものでしたね。
問題はシカになった顔を戻すところにあった。
願いは一つだけ。一つといってもシカになった人間を戻すという
曖昧な願いだけでは届かず、"誰が"人間に戻るのかが一つの
ポイント。
付き合っていると思いこんでいた藤原。
何処をどう見ると付き合っているのか疑問であるが、彼女の役割
は最後まで絶妙で、彼を思う気持ちはよく伝わってくる。
シカとのやりとりは短いシーンながらも非常に面白く、存在感
が有った。数あるシカの中から一瞬で見つけられる彼女の嗅覚は
もの凄いね。
最後に二人の女性からのキス。
イトから藤原に、あの人の何処が良いのか?という問いかけに、
あなたにも分かっているでしょうという返事。
この時イトにキスする事を告げたのだろうけど、複雑なものが
有っただろうね。
その他ドラマの世界観を含む感想は過去の感想の中で書いている
ので省略。
guest
大塚寧々、戸田恵子、川井つと、大塚達矢
評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)