ねこばん
(2010年10月期・金曜21時枠・テレ玉)

製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:有馬顕、高橋悠、芦塚慎太郎
音楽:sanpachi(studio8)
プロデューサー:飯塚達介、森角威之

「TickTack」 歌:nico(小林元子&小澤瑞季)
「ふたりぼっち」 歌:廣坂愛

http://nekoban.net/tv/index.html



第5話 猫は心地よさの鑑定家だ。
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アルバムを見る勲。殆ど自分の姿が写真の中には映っていない
事に気がつく。この年で写真が残っていないのは案外寂しい
ものだと実感する。
勲は仕事で被っていた帽子を被り、時刻表を手に取る。
現役時代には時刻表の全てが頭に入っていた。
時刻表は勲にとってバイブルであり人生そのものだった。
しかしそんな時刻表に猫が乗っかり汚していくと、勲を憤り
を感じる。

猫は我が物顔でこの家を歩き、ここは俺の家であり、ここにある
のは全て俺の物なので誰にも邪魔されないと呟く。

そんな猫を見て勲は、猫が自由に出入りするのは問題だと感じ
ルールを守れない奴を近くに於いておくなんて、昔では考えら
れない事だと感じる。

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ねこのシーンが長すぎでセリフが妙に少ない話だった。

猫と人間が自分の家を守るために主導権争いをする。

ルールを守って生きてきた勲からすると、猫のように自由
気ままに生きる生き物が信じられないと言った感じだけど、
仕事を辞めた現在、そんな彼も徐々に猫の気持ちに触れて
考え方を変えたといった所でしょうか。

猫の暖かさに触れて幼いときの、娘を思い出したり、写真に
は殆ど写っていない家族写真のアルバムに対してちょっぴり
寂しさを感じさせる物があったけどね。

根本勲 - 伊武雅刀

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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