ねこばん (2010年10月期・金曜21時枠・テレ玉) 製作総指揮：吉田尚剛 企画：永森裕二 脚本：有馬顕、高橋悠、芦塚慎太郎 音楽：sanpachi（studio8） プロデューサー：飯塚達介、森角威之 「TickTack」　歌：nico（小林元子&小澤瑞季） 「ふたりぼっち」　歌：廣坂愛 http://nekoban.net/tv/index.html

第9話 芸術家は猫を愛す。
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最近の私は変わってきたという勲。趣味を持とうと思い水彩画
を始める。しかし何を描いて良いのか分からずにいた。
そんな中、いつものようにネコが現れ、ネコを題材にして描こ
うと決める。しかしネコは素早く動き回り、なかなかモデル
としては不的確。ネコの名前はチーターと告げる。

ネコは自由気まま。誰にも邪魔させないとばかりに色々と
動き回る。初めての場所にも怖くはないと。ネコの気を引き
つけようとして色々と画策するが、なかなか上手く制御する
事が出来ない。煮干しを上げるが上手く行かず、隙間に誘導
して留まって貰おうと考える。
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人は自由な生き物だけど、ネコはもっと自由な生き物。

ネコを操ろうとしているウチに水彩画の絵をダメにされる
ところは、7話の寿司ネタと似たようなものがあった。

ネコの足跡を利用して、それを絵の題材としてしまうところ
など、芸術もまた自由という事だ。

ネコと関わるウチに、妻の気持ちはどうなのか考える所など
人を思いやる一面が生まれてきた。熟年離婚がうたわれる
今日の日本だけど、そうなる前に勲も他人の気持ちを思いや
れるようになり良かったと思う。