AKB48ドラマ桜からの手紙 〜AKB48 それぞれの卒業物語〜 (2011年2月26日から3月6日) 企画・原案：秋元康 脚本：旺季志ずか 演出：久保田充、長沼誠、本間美由紀、浅見真史 プロデューサー：戸田一也、小泉守 チーフプロデューサー：田中芳樹 http://www.ntv.co.jp/akbsakura/

第2話 イケテル板野（1） / 陽菜、ママになる!?（1） / ひとりぼっちの由紀（1）
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板野率いる四人組、板野友美、河西智美、高城亜樹、仲川遥香。
一同は昨晩合コンでお持ち帰りした彼と板野の関係を尋ねる。
一回だけの関係で、テクニックも無いへたくそな男だったと
いう板野。そんな彼女に他の三人は一体板野は何人の男性と
経験したのか?と問う。男って寝てみたいと分からないからね
という。そんな中、仲川遥香は付き合っている彼の圭くんから
Hしようと言われた事をみんなに相談する。遥香は確かバージン
だったけど、初体験はどうだったのか?という。痛いだけで
大した感動もなかったでしょう?と尋ねると、遥香はブラを
外すことが出来なくて経験できなかったという。遥香は胸の
小ささにコンプレックスを持っていて、胸の谷間を作るために
何重もの胸パットにガムテープまでしていたのである。
板野は男は思っている程胸の大きい女性を好きではないとし、
感度が重要だと告げる。

父・陽三と二人きりの家庭である小嶋陽菜。
陽菜の為に夕食を作る陽三だが、陽菜は最近胃がもたれていて
食欲が無いという。陽菜が手紙を置き忘れているのを見て
父は陽菜に渡すと、それはウチの担任の遺書だとし、余命三ヶ月
だと分かって突然手紙を渡してきたのだという。今まで何もし
なかったのに・・と告げると、父はやり残したことを必死で
しようとしているのだろうと告げる。陽菜はお涙頂戴的な事は
苦手だとして、手紙は勝手に見ても良いという。父は開けてみる
とそこには"親はいつまでも子供の味方"と書かれていた。

陽菜が妊娠だと判明し、学校では陽菜のために子を堕ろすため
のカンパを求める。美穂は私ならば産んでしまうかもと告げる
と、まだ親に育てられている身で無理だという。しかし才加は
本気で育てる気になれば育てれることはできるという。
そんな中、柏木由紀はクラスメイトとうち解ける事が出来ずに
いた。前田先生の手紙を見ると、"切りたくなったら電話しな
さい"と書かれていた。柏木はリストカットの常習者だったので
有る。学校の帰りに、誰か声を掛けてくれるのを待つも誰も
自分のことを見てくれている人がおらず、大量のカッターを
購入して帰る。
帰宅すると兄の仁が現役大学生にして司法試験に合格した事で
父・隆治、母・君子は息子の事を誇りに感じる。母は兄は優秀
なのに、由紀は覇気がないと言われ一人落ち込む。
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大人でも子供でもない微妙な時期にある女子高校生たち。
男を取っ替え引っ替えして、自分は恋愛に於いて何でも
知っていると思わせようとしている感じの板野友美。
妊娠した事実を彼氏や父親に言えずにいる小嶋陽菜。
友達が出来なくて悩んでいる感じのある柏木由紀。
果たしてそんなものたちに、前田先生はなんと言って手紙を
書いたのか。

30分の中に3話詰め込んだけれど、便宜上区切っているだけで
実際には一本のドラマとして描いていっても問題は無いような
感じがする。

一昔前だと人気アイドルに、リストカットや遊び人の女、
妊娠してしまう高校生役などとてもじゃないけど見せられない
様な描写に思えるけれど、その辺はもう時代なんだなと。

ドラマの素材としてはありがちだけど、カメラワークだったり
主人公らの撮り方だったりは、とても上手く出来ているし、
普段行動を共にしている人たちだからか、息もぴったり合って
いる。

取りあえずまだ手紙の言葉自体に感化されている部分は無い
みたいだけど、何処でそんな言葉の意味を実感していくのか。

一人可愛い子がいたけど、それがどの人なのかよく分からない。
陽菜さんにクリニックを紹介したメンバーって誰なのかな。