AKB48ドラマ桜からの手紙 〜AKB48 それぞれの卒業物語〜 (2011年2月26日から3月6日) 企画・原案：秋元康 脚本：旺季志ずか 演出：久保田充、長沼誠、本間美由紀、浅見真史 プロデューサー：戸田一也、小泉守 チーフプロデューサー：田中芳樹 http://www.ntv.co.jp/akbsakura/

第5話 敦子の秘密（2） / 麻友の危険な友情（2） / 陽菜、ママになる!?（2）
--------------------------------------------------------
高橋みなみは前田先生の言葉を実感する。そしてクラスにいくと
みんなはどうだったのか?と考える。
みなみは平成16年度の卒業アルバムを調べに行く。前田先生の
相手の指原莉乃とは一体どんな人物なのか。そして彼女の住所
を調べる。
みなみは住所を探り当てて指原の家に行こうとすると、麻里子
先生も一緒に行くことにする。
指原と会うと前田先生がガンである事、そして前田先生は娘の
敦子から絶縁状態に有ることを話す。指原は先生に会いたいと
し、三人で病室に行くことになる。
久しぶりに会う二人。前田先生は指原を見ると元気にしている
のか?と問う。指原はなんとか立ち直り、今は結婚してママに
なった事を語る。指原は娘と絶縁状態に有ることを知って、やはり
私のせいなのか?と尋ねる。

渡辺麻友は宮澤佐江の彼氏・吉田の学校に行くと、付き合って
欲しいと告白する。しかし吉田は、佐江から見せてもらって
いたプリクラの写真で麻友の事を知っていた。佐江の親友だっ
て聞いたけどと告げると、麻友は走り去ってしまう。
翌日、佐江は麻友の前に現れると、彼氏に告白したことについて
追求しようとする。しかし麻友は話を聞こうとせず他の生徒た
ちと一緒に立ち去ってしまう。それを見ていた才加は、ケンカ
しているのか?と問い、そろそろ自立の時ではないか?という。
佐江は先生からの言葉"一人で立って、二人で楽しい"の意味を
考える。

娘・陽菜が妊娠しているのを知った父・陽三は前田先生に相談
にいく。すると心の扉にノックしないと決して開くことはない
と言われる。
陽三は帰宅すると陽菜は湯豆腐を作って待っていた。陽三は
彼女に席に着くよう告げ、妊娠しているのかと尋ねる。
なんでその事を知っているのか?と問われると机の上の同意書を
見たことを告げる。どうするつもりなのか?と問い命のことを
どう考えているのかと問う。陽菜は産めるはずないとし、まだ
ミミズ程度のものだとするが、父はそんなミミズが嬉しかった
事を語る。それは18年前に陽菜が妊娠した時の話だった。
--------------------------------------------------------

父と絶縁している娘・敦子。何故父と同じく教師を目指していた
彼女から絶縁されるに至るのか。
そして親友佐江の彼氏に告白する麻友は、どんな意図を持って
告白したのか。

敦子のエピソード。
敦子のエピソードというよりも、指原のエピソードだった。
指原莉乃にはどうやら酒飲みの父からのDV的な被害を受けて
いたような形跡がある。助けた前田先生のことを何故彼女は
陥れてしまったのか。
指原にしてみると、逆にその後の前田の消息を知らないって
いうのも無責任な感じもする。
最後自殺したように見えたけど、自殺する意図には一体どんな
事が隠されていたのか。

佐江と麻友のエピソード。
レズっ毛が有る二人かと思えば、佐江に彼氏が出来て、それに
嫉妬する麻友の姿があった。しかしそれ以上に、彼氏が出来た
事を話してくれなかったことに対する裏切り感の方が強かった
みたい。
互いに好かれようとして相手に合わせていた所があり、無理
していた事実が明らかになったことは、ケンカした事が逆に
功を奏した感じ。
また一歩親友としての関係を深めた感じだね。

小嶋陽菜のエピソード。
一人娘の妊娠に、父・陽三はどんな対応に出るのか見物だった。
頭ごなしに否定する父親の姿はなく、とても理解ある所は
意外。吹越満さんのこれまでのドラマでの役所は暴走っ毛の有る
役も結構有っただけに、荒れると思ったのだけどね。
陽菜が妊娠したときの喜びを上手く伝えて、彼女にも命の大切
さを分からせる辺りは良くできていたと思う。そして父親として
の彼氏への一撃も格好良く決まった。ちょっと彼氏が出来すぎ
な感じもするけどね。