AKB48ドラマ桜からの手紙 〜AKB48 それぞれの卒業物語〜 (2011年2月26日から3月6日) 企画・原案:秋元康 脚本:旺季志ずか 演出:久保田充、長沼誠、本間美由紀、浅見真史 プロデューサー:戸田一也、小泉守 チーフプロデューサー:田中芳樹 http://www.ntv.co.jp/akbsakura/ |
第6話 ひとりぼっちの由紀(3)
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柏木は前田先生のメールでのアドバイス通り、自分の座席の
前にいる北原に思い切って話をしてみる。
もしかして電車が好きなのか?。すると北原は自分が鉄子で
有ること、そして主に撮り鉄だという。北原は自分がマニア
である証拠に色々と鉄道に関する話をすると、柏木もその話に
ついていく。3年間同じクラスだったのに気がつかなかった
という。北原は自分から人に近付くのが苦手で、一人で本を
読んでいた方が楽だと思ってしまうという。前田先生から
メールで後ろの席を見てごらんと言われていた事を語る。
それが由紀の事だったんだねとし、声を掛けてくれて有り難う
と告げる。柏木もまた自分には何処にも居場所が無く、生きて
いる実感が無かったことを語り、誰からも必要とされていない
と思いこんでいた事を語る。でも一歩前進できたとし、欲しい
物は自分から手を伸ばしていかないと誰も与えてはくれない
事が分かったという。
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柏木は思いきって前田先生のアドバイス通り、北原に声を掛け
る。すると彼女もまた自分と同じ鉄道のファンである事が
発覚し、同様の悩みを抱えていることが分かる。
一歩踏み出す勇気の必要性を訴えるエピソードだった。
自分の弱さというものを告白した時点でその人となりの強さと
いうのを身につけた証拠なのかも知れない。
一度の勇気を以て、これまで母親から優秀な兄と比べられてきた
事に対する意思表明と、自分から居場所を求めていった彼女の
成長する姿が描かれた。
僅か10分のエピソードだったけど、もっと見てみたいと思わせる
作りが上手いね。
案外秋元康大先生の事なので、このドラマの中でも象徴的な
エピソードなんかをクローズアップして本格的な映画とか
ドラマに乗せていくなんて企画も考えていたりしてね。
東京女子清和大付属碑文ヶ丘高校 * 高橋みなみ - 高橋みなみ (学級委員で水泳部員) * 柏木由紀 - 柏木由紀 (孤独主義、リストカット常習) * 北原里英 - 北原里英 (孤独主義) * 小嶋陽菜 - 小嶋陽菜 (美術部) * 宮澤佐江 - 宮澤佐江 (親友依存症) * 渡辺麻友 - 渡辺麻友 (親友依存症) ラクロス部 * 秋元才加 - 秋元才加 * 大島優子 - 大島優子 (実家は大島クリニック) * 佐藤亜美菜 - 佐藤亜美菜 * 峯岸みなみ - 峯岸みなみ (サブリーダー) * 宮崎美穂 - 宮崎美穂 派手4人組(板野のグループ) * 板野友美 - 板野友美 (合コン好き) * 河西智美 - 河西智美 * 高城亜樹 - 高城亜樹 * 仲川遥香 - 仲川遥香 その他の生徒 * 大家志津香 - 大家志津香 * 奥真奈美 - 奥真奈美 * 片山陽加 - 片山陽加 * 小林香菜 - 小林香菜 * 佐藤夏希 - 佐藤夏希 * 中田ちさと - 中田ちさと * 野中美郷 - 野中美郷 * 松井咲子 - 松井咲子 * 増田有華 - 増田有華 * 米沢瑠美 - 米沢瑠美 教員 篠田麻里子 - 篠田麻里子 (3年C組の副担任) 前田幸次 - 上川隆也 (3年C組の担任で敦子の父親) 校長先生 - かとうかず子 生徒の家族 板野明日香 - 片瀬那奈 (友美の姉) 大島絹代 - 高島礼子 (優子の母) 高橋巧 - 高知東生 (みなみの養父) 高橋晶子 - 堀内敬子 (みなみの養母) 谷崎杏子 - 若村麻由美 (高橋の実母) 柏木隆治 - 山崎一 (由紀の父) 柏木君子 - 伊藤かずえ (由紀の母) 柏木仁 - 宇治清高 (由紀の兄) 小嶋陽三 - 吹越満 (陽菜の父) その他 前田敦子 - 前田敦子 (幸次の娘。花屋のバイト) 指原莉乃 - 指原莉乃 (一児の母) 松原夏海 - 松原夏海 (高橋の先輩。) 内藤正 - 佐野和真 (ナンパした友美とホテルに行く。) 吉田弘毅 - 木村了 (佐江の彼氏。) 谷原陸 - 末高斗夢 (陽菜のお腹の子の親。) 指原雄三 - ブラザー・トム (莉乃の父。 ) 評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0) |
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