デカワンコ (2011年1月期・日本テレビ・土曜21時枠) 脚本 - 伴一彦 原作 - 森本梢子 音楽 - 小西康陽 プロデューサー - 次屋尚 / 大塚英治 チーフプロデューサー - 田中芳樹 演出 - 中島悟 / 国本雅広 / 久保田充 http://www.ntv.co.jp/dekawanko/

第6話 イケメン刑事は誰
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一子ら13係は今日も在庁番。警視庁では1から13係まで存在し
順番に事件にかり出される事もあって、事件がないときには
在庁番をさせられる。
13係の捜査官達は、ボスである門馬の機嫌が悪いことに気がつ
く。デュークにその理由を聞いてこいという柳たち。門馬は
一子に対して、もっとまともな服を着てこいと指示する。
しかし一子は自分は私服が認められているからこそ刑事になっ
たのだと訴える。刑事が可愛い必要があるのか?と問われ、
可愛いにこしたことはないと一子も一歩も引かない。しかし
フリフリではない服を今から買ってこいと告げる。

竹下通りにあるゴスロリショップへ。
店員で馴染みのミーちゃんと逢う一子は、店で一番地味な服を
くださいと告げる。そんな一子の評判を知っている女の子・
ちえみが一子に声を掛ける。店で噂を聞いていたという彼女は
逢えてびっくりしたという。

二人は意気投合し、一緒にたこ焼きやの前で並んでいると、
一人の男性・工藤淳一が割り込みしてくる。一子はそれを見過
ごす事が出来ず、文句を言うと工藤は凄んでくる。一子は
警察手帳を見せるが、彼は一切信じてくれなかった。
ちえみは一子に対して本当に刑事なのか?と問い、13係である
事を聞くと、何人くらい居るのか?と問われる。一子は門馬
というボスが居ることを忘れており、あの人は経理畑の人だから
現場に来ないので忘れていたという。一人も逮捕しないで
係長になったと自慢しているとし、私のような格好を嫌っている
人だと告げる。一子はちえみと別れ際に、彼女に帽子をプレゼ
ント。その際にちえみの臭いを嗅ぐと、何処かで聞いたことが
有るような感じがした。

門馬は帰宅する。
真っ先に彼は娘のちえみの部屋を尋ねる。買ってあげた服を
着なさいとし、彼女が着ているゴスロリの服を非難する父。
私はパパの人形ではないとして、娘は父に反抗する。

翌日一子は地味なゴスロリ服を着ていくが、門馬はそれでも
ダメだと非難。一子と話していると頭が痛くなるとウンザリ。
一子は門馬の臭いを嗅ぐと、ちえみと同じ臭いがすることに
気がつく。門馬は一子が娘と会っていることを知ると近付くな
と告げる。

そんな中、事件が起こる。鍋島松濤公園で、東京渋谷銀行セン
ター街支店の工藤淳一(41歳)が被害者。凶器はコンクリートの
一部で後頭部を殴打した事によるもの。現場近くにはストラッ
プが落ちていた。果たして容疑者のものなのか?
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一子の服装を巡って、ボス・門馬はついに禁止を命じる。
きちんとした服を着てこいと言われ、仕方なく真面目なスーツ
姿とストレートな髪の毛で現れるが・・・

手越祐也くんに女装させたかっただけじゃないのか?という
事件だったけど、一子の服装も含め、ゴスロリの良さを上手く
描いた話だった。

このドラマ、人物同士の掛け合いが面白いために、普段の
やりとりだけを見ていても、十分に楽しめてしまう。
それだけ世界観やキャラクターの見せ方が上手いんだよね。

事件以外の場に於いても上手く一子のスキルが利用されて
いたり、ゴスロリにハマる娘の事はゴスロリにハマる部下に
聞けとばかりに、一子との関係を近づけていくボス。
そんな一子がボスの為に陰ながら助力をみせる所は、良好な
人間関係を象徴しているし、今までのワンパターンな関係から
ちょっぴり意外な組み合わせと意外なリアクションに終始して
面白く見ることが出来た。

ただこのドラマ感想を書くのが難しいな。
多部未華子ちゃんの可愛さに尽きるといえばそれまでだし、
リアクションの取り方とか、表情、カメラワークなどどれを
とっても良くできている。