ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANA (2011年度1月期、金曜Friday Break枠・TBS) 脚本：大林利江子、泉澤陽子、野高みゆき チーフプロデューサー：伊與田英徳、杉山剛 プロデューサー：高成麻畝子、佐藤敦司 演出：岡本伸吾、坪井敏雄、棚澤孝義 音楽：仲西匡 http://www.tbs.co.jp/h-flower/

第1話 a girl from 7
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西暦2080年、砂漠に一人の男・ハルが歩いていた。
突然ハルに銃を突きつける物取りの男。ハルは私が死ねばお前も
死ぬ事になるという。

20年前のここが日本と呼ばれていた時代。
南田家に男がやってくる。マフィアの星龍の構成員だった。
父・信男と母・ユキは、息子のハルに手帳を持ってソファーの
影に隠れていてくれと告げ、お前が正しいと思う人に渡して
欲しいという。
星龍の構成員が部屋に入ってくると、手帳を引き渡せとし、
有無を言わさず両親を殺害する。この家の何処かにあるはず
だとして、構成員は部屋を探そうとするところ、一人の女性
アイが現れ、数人いる構成員の男性を一瞬にして殺害してしま
う。お前らには地獄がお似合いだという。
アイは任務完了だと電話の相手に告げ、戻ろうとすると、ソフ
ァーの影からハルが出てくる。

カワサキタウン。
ハルはアイについていく。アイは付いてくるなとしてハルから
逃げ出す中、転んだハルの事を一人の女性・片桐薫が声をかけて
くる。道の人たちは薫のことを皆知っているようで、また子供
を拾ったのか?と告げる。
この時代食糧不足のために政府は一人っ子政策をとっており、
不幸にも両親を失ったり、捨てられた子供はこの街に集まって
来ていた。薫はナルキに対して、ハルをラストガーデンに連れて
いくよう告げる。

アイはその頃アジトに戻りシオンと話す。
彼女は彼に現場を見られた事を報告する。

その頃、新東京警察に赴任された真中。上司の後藤から、
中国系マフィア・星龍がまた第七地区で一家を襲った事を知る
が、あの地区では警察も手を出さないのが暗黙の了解だと
いう。捜査しようとしない警察に対して、真中は人が死んでいる
のに警察が何もしないのは可笑しいとして、単独で動こうとす
る。後藤は第七地区は危ない奴が仕切っているので辞めておけ
と告げるが・・・
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13年前の実験に失敗して、種子植物が壊滅した日本。
砂漠化が進みつつある中、巨大な利益が動くとされるアルカナ
の種を巡って中国マフィア"星龍"がその秘密の書かれた手帳を
探していた。

世紀末的映像にはかなりそそる物があるのだけど、アクション
系のドラマを演じさせるには少々不足する物がある川島海荷が
主演のドラマ。

一つの植物の種が地球を救うと言わんばかりの展開だけど、
それを巡って醜い争いが起こっているのかな。

既に人間の絆が失われている様な時代性っぽいし、中国系の
マフィアが日本を支配している所など、色んなメッセージ性
が含まれている感じ。

出来ればもう少しカメラワークだったり、特殊効果を使って
アクションなりを盛り上げて欲しい所。せめてスローモーション
でも使って、見せ場くらいは欲しいかな。

そういえば、笑福亭鶴瓶さんの息子・駿河太郎くんは、
「クローンベイビー」と二期連続して同じ枠で似たような役柄だね。

ただ深夜ドラマの割には期待度が高い感じ。