ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANA (2011年度1月期、金曜Friday Break枠・TBS) 脚本：大林利江子、泉澤陽子、野高みゆき チーフプロデューサー：伊與田英徳、杉山剛 プロデューサー：高成麻畝子、佐藤敦司 演出：岡本伸吾、坪井敏雄、棚澤孝義 音楽：仲西匡 http://www.tbs.co.jp/h-flower/

第9話 when SHE meets HERSELF 愛を知るとき
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隆志はアイの姿を見ると子守歌を歌い、それをアイは覚えてい
た。アイは父・草壁隆志と運命の再会を果たす。
隆志はアイが生まれたときの事を語り、名前に込められた意味
を語る。アイは育ての親・片桐薫からは全く正反対の意味を
教えられた事を語る。

その頃薫と厳小剛はホログラム上で再会していた。
厳小剛は貴方の子たちによって私の子が殺された事を憤怒して
いた。厳小剛は薫に対して、国家の代理人として交渉に来た
事を告げ、今すぐ第七地区から撤退する様告げる。

アイは父より王春梅とは誰の事なのか尋ねる。
片桐はアイこそが王春梅だとして育てられてきたが、違って
いた。
13年前、日本と中国の間で代替エネルギーの実験が行われる。
川崎のエリクサーがその研究場所として選ばれ、そこで働いて
いた隆志の同僚として王春梅が居たという。日本人研究者と中
国人研究者には壁があり、中国人研究者だった王は孤立して
いたが、研究に国境はないとして声を掛けたのが隆志とひとみ
だったという。隆志はアルカナの種の保管の責任者で、2047年
の5月24日、九星商社に呼び出されて、商社は実験の副産物と
して生み出されたアルカナを兵器として開発しようと企んで
いたという。その直後に2047事件が起こり、隆志は13年間
記憶を失っていたとの事だった。その事件の責任者として、
王春梅は刑事告訴されていた事を知る。しかし王はその事故に
よって亡くなっているという。
隆志はアイに一緒に研究所で働いていたときの王の写真を
見せると、なんと王は今までアイを育ててくれた片桐薫である
事を知る。
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アイは父親と再会し、今まで自分が王春梅だと思いこんでいた
が、実際には自分を育ててくれた片桐薫こそが王春梅である
事を知る。確かめる為にもアイは薫から話を聞き出そうとする
が・・・

震災で中断になっていたエピソード。

アイの中の憎しみの感情が真実を聞かされていくウチに全て
洗い流されていく様子が描かれた。それと同時に色々と新事実
が頭の中に入ってくることで少し混乱したアイの様子が見て
取れるる

薫の存在がここに来て怪しく存在感を増してきた。
ただ敵なのかと言われると、厳小剛とは大局的な位置に居る
人物だし、相変わらずその辺の事情はよく分からない。

助け合い、支え合いの精神と、この世の中弱肉強食とばかりに
思想の違いをぶつけ合う対立の構図には変わりないけどね。

取りあえず、薫がアイの事を何故王春梅だと教えていたのかが
気になるのと、8話の中でアイが居ないとアルカナの種は
手に入れられないという意味が発覚した事で一つ問題は解決
したのかな。