示談交渉人ゴタ消し (2011年度1月期・木曜日23:58 - 24:38、日テレ) 原作：大沢俊太郎 脚本：大石哲也、鈴木智、川嶋澄乃 音楽：松本晃彦 宣伝：植村なおみ、折原加奈 演出：岡本浩一、石川北二、本田隆一 チーフプロデューサー：堀口良則 プロデューサー：岡本浩一、河内俊昭 http://www.ytv.co.jp/gotakeshi/

第2話 部屋に忍び込み盗撮くり返すストーカーを撃退する(秘)心理作戦
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J&K MOTORSに営業に来た村田かおり。
彼女の会社・西尾マグネットでは自動車用エンジンに使う磁石
を扱っていたが、担当者の桜田は20%のコストダウンを要求
する。いくら何でもその数字は無理だとして、なんとか継続し
て磁石を使ってくれるよう頼む。そしてかおりは土下座まで
するが、熱意が伝わってこないとして断られる。

かおりは帰りに飲み屋に立ち寄ると、彩乃を呼んで愚痴る。
彩乃は酔ったかおりは、信吾の店へと連れて行く。
あまりに酷い目標を突きつけられた事を聞いて、そんな取引
辞めてしまえば?という。しかしかおりは、自分が勤めている
会社は小さい所なので、J&K MOTORSと契約が成立しないと会社
が大打撃だという。大手の弱い物虐めにも困った物だという。
そんなかおりの携帯電話には、無言電話がかかってくる。彩乃
は短いスカートなど履くからストーカーに狙われたのではない
か?という。しかしそのやりとりを聞いていた白虎は、好きで
着ている訳ではないだろうとし、すり減ったヒールの底を指摘
する。かおりはこういう苦労を分かってくれた人は初めてだと
して、白虎に好意を示す。
相手は交渉術の専門家だなとし、白虎はこのゴタを引き受ける
という。

かおりは再び桜田の元に交渉に行く。
商談の間に携帯電話を繋ぎっぱなしにする様指示されるかおり。
白虎は相手が二分法の罠を使っていることが分かる。少しは
交渉術を学んでいる奴のようだという。ボイス・アナライジス
を使い、会話の内容以上に本性が含まれている事を見つける。
興奮や緊張すると人は声が裏返るのだという。
白虎は、彩乃にこの会社について調べるよう指示する。
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無理難題を言い出す大手企業の担当者。下請けの会社の営業を
担当しているかおりは、なんとか契約してもらおうとして
頭を下げるが、交渉術に於いては相手の立場の方が圧倒しており
話にならない。果たして白虎はそんな彼女を助けることが出来る
のか。

交渉術のハウツーものとしてはかなり面白い内容だと思う。
色々と交渉術に於ける専門用語など飛び出して、それらを
説明するばかりの展開ではあるけど、なかなかシナリオとして
練られているものがあり、駆け引きを楽しむ話だった。

ただ芸人さんがモテ役など演じ様物ならば、視聴者受けも期待
できないだろうし、blogなどでもお騒がせ芸人の西野亮廣さん
という事もあって、シナリオ以外のバッシングは必至のドラマ
かもしれない。

ただそれ以外は好感度の高いゴリさんや、今回ゲストで登場する
ほっしゃんを起用する所など、吉本さんもよく考えている。

横文字にすると如何にも過ごそうな事をしている感じ
だけど、どんな人物であれ営業をしている人ならば身に付いて
いる交渉術ではないかなと思う。

交渉に於いてイニシアチブを掴むために、より多くの情報を
持つことの必要性を訴えている辺り、勉強になる物なのかも知れ
ない。

アイス売り役で武田幸三さんが出演しているのが笑えた。

磯山さやかさん、グラビアなど辞めて本格的に俳優として
やっていけば良いのにね。