示談交渉人ゴタ消し
(2011年度1月期・木曜日23:58 - 24:38、日テレ)

原作:大沢俊太郎
脚本:大石哲也(1)(4)、鈴木智(2)、川嶋澄乃(3)(5)
音楽:松本晃彦
宣伝:植村なおみ、折原加奈
演出:岡本浩一(1)(4)、石川北二(2)、本田隆一(3)(5)
チーフプロデューサー:堀口良則
プロデューサー:岡本浩一、河内俊昭

http://www.ytv.co.jp/gotakeshi/



第5話 痴漢と浮気で妻から離婚を宣告!男と女の歪んだ深層心理暴け
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バスに乗る彩乃はそこで女子高生が痴漢だと騒ぐのを目にする。
痴漢扱いされているのは、
堀田隆夫で騒ぐ女子高生に対して、
順二もまたこの人が痴漢をするのを見たという。
彩乃達は話し合いをするためにバスを下りると、隆夫は痴漢
などしていないという。やっていないのならば警察に行って
堂々と主張するか、家族を呼んで話をするしかないという。
彩乃は女子高生の話を信じているが、話が複雑そうになると
白虎に電話してすぐに来るよう頼む。

隆夫の妻・
仁美もやってきて話し合いになる。
隆夫は例えバスの揺れでぶつかったりしたかもしれないが、
スカートの中に手を入れるなど絶対にないという。仁美に意見
を求めるとこの人は痴漢をするような人ではないとし、信じて
いるという。順二は警察に行くしかないとすると、隆夫は警察
に行くくらいならば示談にしてくれないか?という。すると
女子高生は100万を要求する。払えないならば警察に行こうと
いう女子高生。それを聞いていた白虎は払う必要はないという。

大島知子という女子高生に聖林女子校に通っているのか?と
尋ね、お嬢様学校の割にピアスを付けて大丈夫なのか?と指摘。
持っているカバンも教科書が入っている割には薄いし、服に
値札が付いて居るぞと鎌を掛ける。女子高生とは嘘だなと
告げると、親を呼んで話をしたいので連絡先を教える様要求
する。もしも嘘ならば虚偽告訴罪で訴えられるぞと告げると、
女子高生は悪いのは全部コイツだとして順二から話を持ちかけ
られた事を話して去っていく。白虎は、順二に次やったら
俺がお前を警察に連れて行くという。

一週間後、白虎たちの元に、またしても隆夫がやってくる。
妻から離婚を言い渡されているとし、妻に誤解されることを
してしまったと言う。上司に誘われ飲み屋に行ったら女の子に
声を掛けられ、カラオケに行ってキスされている姿を写メに
取られメールされたという。その写メが妻の目に触れて離婚を
言われたと告げる。

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痴漢だとして金をふんだくろうとしている男女から堀田隆夫を
助ける白虎たち。一週間後、そんな彼からまたしても依頼の
話がくる。白虎たちはそんな彼を助けることが出来るのか。

一度は夫の事を信じていると思わせて、実際には裏から手を
回しているという鬼嫁の姿を描いたものだった。
最近別れさせ屋の存在が世間的にクローズアップされることが
あるので、その類のネタかと思ってみていたが、それも遠からず
と言った展開だった。

痴漢されたとする本人だけでなく、隣にいた男がやたらと
出しゃばってきていたので、すぐに共犯だと分かるものだけど
痴漢の冤罪を晴らすのは難しいので、どんな形で決着を付ける
のか見物だった。
白虎の追いつめるときの話の間合いがとても上手くて、相手
に反論の余地を与えさせないところは流石だった。

ホストとの繋がりに於いては、そんな面倒なことをしなくても
簡単に証拠が見つかりそうな気もしたけど、最後に順二に対して
も騙し返す為のシチュエーションが必要だった事もあったので
少々複雑な状況になったのかなと思う。

しかし相変わらず面白かったな。
深夜枠にしておくのが勿体ない感じ。
ゴリさんは元刑事だったのね。

彩乃役の忽那汐里さんのセリフ回しも少しずつ違和感が取れて
居る感じがするし、長期シリーズ化して欲しいな。

白井虎次郎 …… 西野亮廣 (33歳、通称白虎)
桜彩乃 …… 忽那汐里 (20歳、フリーター)
藤井信吾 …… ゴリ (34歳、喫茶店のマスター)

奈佐健臣 (ナレーション)


堀田仁美 …… 国分佐智子 (隆夫の妻、5年間専業主婦)
堀田隆夫 …… 福田転球 (痴漢、浮気をハメられる)
順二 …… 上山竜司 (ホスト)
真由美 …… 酒井治美 (隆夫にキス)
なんちゃって女子高生 …… 児玉絹世 (痴漢されたと騒ぐ)

アイス売り …… 武田幸三


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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