示談交渉人ゴタ消し
(2011年度1月期・木曜日23:58 - 24:38、日テレ)

原作:大沢俊太郎
脚本:大石哲也(1)(4)、鈴木智(2)(7)、川嶋澄乃(3)(5)(6)
音楽:松本晃彦
宣伝:植村なおみ、折原加奈
演出:岡本浩一(1)(4)、石川北二(2)、本田隆一(3)(5)(6)(7)
チーフプロデューサー:堀口良則
プロデューサー:岡本浩一、河内俊昭

http://www.ytv.co.jp/gotakeshi/



第7話 モンスターペアレント
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臨時講師の西野みのりが勤める小学校にクレームに来る母親
たち。
洋子は子供が牛乳で下痢をしたと文句を告げ、花代
自分が生徒達のクラス分けを考えてきたという。
知美は子供が
授業中に落書きしたのを教師から怒られた事に対して不満を
ぶつけてくる。教頭の
八重樫から初めての保護者との面談は
どうだったか?と聞かれ、みのりは、こんなに学校に対して
保護者が不満に思っている人が多いとは驚いたという。
モンスターペアレント(モンペ)と呼ばれる保護者も多く、
鬱や胃潰瘍になる教師も居るみたいだから気をつけてと言われる。

そんな中、生徒の一人・
元貴が顔中にアザをつけてやってくる
のを見てみのりは声を掛ける。誰かとケンカしたのか?それとも
虐めに遭っているのか?。友達に殴られたのだという元貴。
そんな折り、父・
澤田京介がやってくると、息子の怪我について
みのりにクレームをつけ、自殺でもしたらどうするのか?とし
どう責任を取るのかと告げる。臨時教師では話にならないとして
誠実な対応を待っているという。

マッサージに来るみのり。たまたまマッサージ店でアルバイト
していた彩乃。みのりが何かに悩んでいるのを知って、彩乃は
声を掛ける。保護者達からのクレームに悩んでいる事を聞くと
彼女はみのりを白虎の元に連れて行く。

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今回の白虎への依頼は、モンスターペアレントからの対応に
苦慮する小学校の臨時教師・西野みのりからだった。
クレームを付ける保護者を上手く交渉術で宥めていくが、一人
異質を放つ保護者の存在が有った。なんと彼は白虎が三年前に
外務省の交渉役をしていた事を知っている人物だった。

ドラマとしては面白かったけど、白虎の過去を強引に絡めた
感じがする部分に於いては、少しバランスに欠いた話だった。

今後のネタフリ感が強く、やや短い時間に色んな要素を組み込み
過ぎて散漫になった印象がある。

DVに関して、民事不介入をうたう警察官や教師の立ち入りが
難しい中での交渉にはどうすれば良いのか。
今回の一件は過去にもその兆候が有ったと言うことで、上手く
まとめることが出来た。
ただ雑誌記者であり、強請を行っているジャーナリストが相手
という事で、今後も澤田京介とは関わりが有るのかも知れない。

白虎が抱えている心の傷、そして未だに誘拐されたままの
当時の人質の存在。彩乃との関係が徐々に浮かび上がってきた
感じだね。

白井虎次郎 …… 西野亮廣 (33歳、通称白虎)
桜彩乃 …… 忽那汐里 (20歳、フリーター)
藤井信吾 …… ゴリ (34歳、喫茶店のマスター)

奈佐健臣 (ナレーション)


西野みのり …… 岩田さゆり (小学・臨時教師)
澤田京介 …… 丸山智己 (雑誌記者、白井の3年前を知っている)
澤田紗英 …… 倉田亜味 (妻、美容師として働く)
八重樫教頭 …… 田原正治 (教頭)
洋子 …… 宍戸美和公 (保護者)
花代 …… 小林きな子 (保護者)
知美 …… 小飯塚貴世江 (保護者)
児童相談所職員 …… 河野宏明
澤田元貴 …… 浦上晟周 (DVを受ける)
生徒 …… 小柴亮太


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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