示談交渉人ゴタ消し (2011年度1月期・木曜日23:58 - 24:38、日テレ) 原作：大沢俊太郎 脚本：大石哲也(1)(4)、鈴木智(2)(7)、川嶋澄乃(3)(5)(6)(8) 音楽：松本晃彦 宣伝：植村なおみ、折原加奈 演出：岡本浩一(1)(4)、石川北二(2)(8)、本田隆一(3)(5)(6)(7) チーフプロデューサー：堀口良則 プロデューサー：岡本浩一、河内俊昭 http://www.ytv.co.jp/gotakeshi/

第8話 不気味な隣人は高慢騒音女!陰湿嫌がらせの裏に潜む悪意暴け
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小林千晴は隣でタバコを吸いながら布団を叩く佐久間重子に
声を掛ける。タバコの煙が洗った衣服にかかり臭いが染みつく
こと。そして布団を叩く音も気になるという。しかし重子は
私の敷地で何をしようと私の権利だとして、それが嫌ならば
引っ越しすれば良いという。
千晴はマンションの理事長を務める中山に相談すると、またか
と告げ、前に重子の隣に住んでいた人も出て行ったという。
重子とは誰も付き合いがないので彼女が何をしている人なのか
分からないという。

そんな中買い物から帰宅すると、ドアの前に"貧乏人は出て行け"
との張り紙がしていることに気がつく。しかもドアに設置して
ある郵便受けから中に生ゴミが投げ込まれているのを見つける。
更に夜中には、重子の部屋から金槌で叩くような音が聞こえて
くる。

白虎の元に彩乃は千晴を連れてくる。
全ての事情を語るが、生活騒音は規制が無く、騒音の判断自体
に基準がないので難しいのだという。

後日再び千晴から呼び出されると、今日も張り紙や生ゴミの
嫌がらせを受けたとして現場まで見に行く白虎と彩乃。
しかも話しているときに隣から大音量の音楽が流れてくる。
彩乃は文句を言いに行くが、話し合いにも応じようとしない。
白虎は音の問題はともかくとして、それ以外の嫌がらせには
悪意を感じるとして、カメラを設置して証拠を押さえようという。
そこに中山がやってくると、彼にカメラ設置の許可を求める。
しかし廊下は共有スペースなので、役員会で多数決で決めてから
だという。しかし役員会ではプライバシーの侵害だとして
却下されてしまう。
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千晴の隣人・佐久間重子は騒音やタバコの煙の件で千晴の生活
を取り乱していく。理事長の中山に相談すると、今度は扉に
嫌がらせの張り紙をしたり、郵便受けに生ゴミを入れたり
してくる。

これまでの完成度の高さに比べ今回はやや変則的で、イマイチ
納得のいかない構成だった。

騒音おばさんに対する対処・交渉術なのかと思いきや、背景に
は後付のような形で、マンション住まいに関する問題を色々
と組み合わせたネタだった。

現実の騒音おばさんはこんなものではないし、原因がこの様に
ハッキリとしていない為に厄介なものがあるけど、ここでは
問題がハッキリしている。

ただ布団たたきの音くらいで文句を言われる世知辛い世の中に
なったんだなと思うと、少々寂しいものがあるな。

中山がやたらと出しゃばってきたので、何らかの悪事に荷担
しているのだろうなと思ったけど、監視カメラの映像を許可し
ない投票に於いても何らかの噂を垂れ流して誘導していた部分も
有るのかな。