マルモのおきて
(2011年4月期・フジテレビ・日曜21時枠)

脚本:櫻井剛、阿相クミコ
音楽:澤野弘之、山田豊
編成企画:瀧山麻土香、水野綾子
プロデュース:橋本芙美
演出:河野圭太、城宝秀則
主題歌:薫と友樹、たまにムック「マル・マル・モリ・モリ!」
挿入歌:谷村詩織「きみのとなりで」

http://www.fujitv.co.jp/marumo/index.html



第3話 入学式、マルモは来ないの?
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子供たちを引き取ることになった護。
子供たちは新学期から小学1年生になることを知り、広川小学校
へと入学の手続きに行く。自分の子供でもなく、子供達の後見
人でもない子供を世話することに違和感を覚えられる中、
入学に向けて結構色んなものを用意する必要があることを知る。
護は、彩や陽介の協力を得てそれらを日夜用意していくことに
なるが・・・

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親友の子供という事で、薫と友樹の事を育てることになった護。
随分とうち解け始めるが、薫はお姉さんとして、我が儘を言わ
ず、護に対して遠慮していくが・・・

芦田愛菜ちゃんだけでなく鈴木福くんがまた可愛らしい笑顔で
ドラマを盛り上げている。

誰もが通過してきたであろう小学時代の郷愁を感じさせるもの
で、わくわく感やらドキドキ感も同時に味わせてくれる。

今時のランドセルは色んな色やら種類が有るのねと思いつつ、
今回は子供たちを育てていく経費を含めて、護自身に改めて
子育てに対する決意や責任を問う話だった。

ランドセルを購入する事で、相変わらず護・変態説を引っ張ろ
うとしていた辺りは面白かったけど、やっぱり他人には子供を
育てることは言いづらいのかな。

文房具が事務用品で飾り気のない奴だけど、それくらい
は子供と一緒に買い物に行って欲しい所だね。

子供を育てることはペットを飼うのとは違い、子供が発信する
意思表現に色々と目を配っていかねばならない事が描かれ、
楽しいだけでは済まされない事情が有ることを実感させる。
ただ一連の子育てに於いて、護の自己満足だけでなく、今回薫や
友樹が入学式に護に見てきて欲しいと願う気持ちは、大人側の
一方的な気持ちの押しつけでなく、子供との間に信頼関係やら、
子供側からの気持ちが描かれ、血の繋がりではない絆というものが
上手く描かれていると思う。

畑中家の親子も協力的だし、気難しい子育てに於いても
難なくこなして行けそうだけどね。

高木護 …… 阿部サダヲ (38歳、大手文具「あけぼの文具」)
笹倉薫 …… 芦田愛菜 (6歳、護が引き取ることになった双子の姉)
笹倉友樹 …… 鈴木福 (6歳、薫の弟)
ムック …… ムック(ミニチュアシュナウザー)
畑中陽介 …… 世良公則 (50歳、居酒屋「クジラ」を営む。アパートの大家。)
畑中彩 …… 比嘉愛未 (25歳、陽介の一人娘。バツイチ)
鮫島勇三 …… 伊武雅刀 (55歳、お客様相談室・室長)
牧村かな …… 滝沢沙織 (30歳、お客様相談室所属・広報部)
真島孝則 …… 小柳友 (25歳、お客様相談室所属。譲の後輩)
塩沢民子 …… 千葉雅子 (45歳、お客様相談室所属)
尾崎凛花 …… 外岡えりか (22歳、お客様相談室所属の派遣社員)
笹倉純一郎 …… 葛山信吾 (享年38、護の高校時代の親友)


久保 …… 長谷川朝晴 (護の友人)
妙子 …… 氏家恵 (薫と友樹のおば)
礼奈 …… 池田愛 (妙子の娘、高校受験)
秋人 …… 二階堂智 (薫と友樹のおじ、青果店経営)
聡子 …… さいとう芽美 (秋人の妻)
桜子 …… 芳本美代子 (メンタルクリニック)

小川智弘、山本啓之、岡亮

六角慎司、弘中麻紀、土田アシモ、阿南敦子、貴島康成
藤本飛龍、本田望結、芳山叶恋、相原綺羅、池田心雪
伊藤未来、太田麻里菜、片山愛澪、金子夢菜、木村拓翔
後藤小太郎、下出倫輝、瀬駒妃、立野海修、田中理勇
壇上葵、寺井大治、内藤穂之香、西ヶ谷帆澄、山口康智
山田日向、満田伸明


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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