マルモのおきて
(2011年4月期・フジテレビ・日曜21時枠)

脚本:櫻井剛、阿相クミコ
音楽:澤野弘之、山田豊
編成企画:瀧山麻土香、水野綾子
プロデュース:橋本芙美
演出:河野圭太、城宝秀則
主題歌:薫と友樹、たまにムック「マル・マル・モリ・モリ!」
挿入歌:谷村詩織「きみのとなりで」

http://www.fujitv.co.jp/marumo/index.html



第4話 マルモがいない夜に大事件!!
--------------------------------------------------------
護は犬が"ださい"と話したことについて、精神科医の桜子の元
を尋ね相談する。しかも子供達も犬と話すようになった事を
語ると、大切な人を亡くしたばかりなので幻聴が聞こえるのも
仕方がないとし、一番良くないのは過剰に反応することだと
いう。リラックスした状態でありのまま耳を傾けて、自然に
対処すべきだと言われる。

薫と友樹は一年生になる。
担任の
杉下先生は、一年生になった生徒達に、まずは責任感を
教えるために生徒達にクラスの係の役割分担を与える。
薫は本係、友樹は花係になる。

一方護の会社では、広報課のミスで栃木の文具メーカー
"那須
文具"
の商品広告と販売コピーが同一となり、相手の会社から
訴訟も辞さないと言われてしまう。そこで護にも栃木の方に
出向いて謝罪してきて欲しいと言われる。最初は断るも、牧村
も同行することを言われて二つ返事で行くことを決める。

夕食の際、子供達は護に今日の学校での出来事を語る。
友樹が花係になった事を聞くと、護は花係は水をあげるだけ
では済まされない事を語る。水を与えすぎると花は枯れるし、
花を咲かせるために特別な呪文があるという。それも"うー
マンボ"だと、護は適当な事を語る。
護は明日は大事な出張があるので帰宅が遅くなることを告げる。

翌日、護と牧村と共に"那須文具"を訪れる。
社長が不在で暫くこちらに滞在すると会社に報告。
下手すれば牧村と一晩過ごすことになると知った社員達は、
独身ならば急な泊まりでも気兼ねなく過ごせるから羨ましいと
言われる。しかし護の事情を知る真島は子供達はどうするのか
と心配する。

小学校では薫と友樹の
家族の絵について、母親の事が描かれて
いないとして不自然だと言われる。しかも描かれている男性は
父親ではなくマルモだと知り変だと責められる。担任の杉下は
笹倉家の事情を語り、両親が亡くなり可愛そうなのだから
優しくしてあげて欲しいと告げる。

--------------------------------------------------------

護が出張し家を留守にする中で、友樹が風邪を引いて高熱で
倒れてしまう。護は牧村かなとの出張によって浮かれている
が・・

家族の存在とは何を持って家族だと称するのか。

夫婦も最初は他人だとするように、護と薫・友樹の関係を
上手くその流れから見出していく辺りは上手く出来た流れだと
思う。

出張中に子供達に問題が起こるのも当然予期できる流れでは
有るけれど、護の言った事に対して健気に守ろうとする少年
の純粋さだったり、血の繋がりのない護がなんとか父親の
変わりになろうとする献身的な姿に涙できるものがある。

6歳くらいだとたかが風邪とはいえ怖い物が有るんだろうしね。

ただ冷静に考えれば護が不在の間に何かある際には、下の階に
居る彩や陽介を頼るべきだろうし、前回の展開の中で親子なん
だから遠慮はしないとする中で、薫が遠慮してしまう辺りは
まだまだ距離感が有ったりするのかな。
薫は出来た子だから、遠慮するのも分かるけどね。

犬の喋るシーンが多くなってきたし、その喋りが効果的で
面白く作用することが多い。
三人以外にも犬の声が聞こえていく様になるのかな。

また護を巡って、彩とかなのポジションが実に良い位置に存在
して、良い距離感を保っているなと思う。

高木護 …… 阿部サダヲ (38歳、大手文具「あけぼの文具」)
笹倉薫 …… 芦田愛菜 (6歳、護が引き取ることになった双子の姉)
笹倉友樹 …… 鈴木福 (6歳、薫の弟)
ムック …… ムック(ミニチュアシュナウザー)
畑中陽介 …… 世良公則 (50歳、居酒屋「クジラ」を営む。アパートの大家。)
畑中彩 …… 比嘉愛未 (25歳、陽介の一人娘。バツイチ)
鮫島勇三 …… 伊武雅刀 (55歳、お客様相談室・室長)
牧村かな …… 滝沢沙織 (30歳、お客様相談室所属・広報部)
真島孝則 …… 小柳友 (25歳、お客様相談室所属。譲の後輩)
塩沢民子 …… 千葉雅子 (45歳、お客様相談室所属)
尾崎凛花 …… 外岡えりか (22歳、お客様相談室所属の派遣社員)
笹倉純一郎 …… 葛山信吾 (享年38、護の高校時代の親友)

久保 …… 長谷川朝晴 (護の友人)
妙子 …… 氏家恵 (薫と友樹のおば)
礼奈 …… 池田愛 (妙子の娘、高校受験)
秋人 …… 二階堂智 (薫と友樹のおじ、青果店経営)
聡子 …… さいとう芽美 (秋人の妻)
桜子 …… 芳本美代子 (メンタルクリニック)
杉下 …… 六角慎司 (担任の教師)

小川智弘、山本啓之、岡亮、岸博之、内田尋子


小学1年生

谷口隼人 …… 貴島康成 (両親が共働きで寂しい)
藤本飛龍 …… 藤本飛龍
遠藤まなみ …… 本田望結

芳山叶恋、相原綺羅、池田心雪
伊藤未来、太田麻里菜、片山愛澪、金子夢菜、木村拓翔
後藤小太郎、下出倫輝、瀬駒妃、立野海修、田中理勇
壇上葵、寺井大治、内藤穂之香、西ヶ谷帆澄、山口康智
山田日向、満田伸明


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

inserted by FC2 system