マルモのおきて
(2011年4月期・フジテレビ・日曜21時枠)

脚本:櫻井剛(1)(3)(6)、阿相クミコ(2)(4)(5)(7)
音楽:澤野弘之、山田豊
編成企画:瀧山麻土香、水野綾子
プロデュース:橋本芙美
演出:河野圭太(1)(2)(4)(6)、城宝秀則(3)(5)(7)
主題歌:薫と友樹、たまにムック「マル・マル・モリ・モリ!」
挿入歌:谷村詩織「きみのとなりで」

http://www.fujitv.co.jp/marumo/index.html



第7話 双子の実母、ついに現る!涙のお誕生日パーティー
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最近公園に幼児誘拐を企む不審者がいるとの事で護は、その
人物に間違われて交番に連れて行かれる。
警察官の千葉から身分の提示を求められる。そこで
薫と友樹の
誕生日が5月29日
・・・今週の日曜日である事を知る。
護は二人に何か欲しい物はないのかと尋ねると、既にサンタ
に頼んであるという二人。父からは他の人には欲しい物を話し
てはいけないと言われているという。
それを聞いた護は、犬のムックに頼み、子供達が何を欲しいの
か探って欲しいと頼む。

ムックは"アッチ向いてホイ"で勝利して何とか聞き出そうとす
るも大失敗。
一方護は会社の仲間達に、今時の小学1年生は何が欲しいのか
尋ねる。すると凜花は、大抵サンタに頼む時に子供は手紙を
書いている物ではないか?と言われる。
それを聞いて護は二人が寝静まってから手紙を探すことになる。

翌日、鮫島から企画書のことを聞かれ、護は出来たものを
渡す。クレームで話題になった耳かきが出来る
"かけるんるん"
の企画を出すと、鮫島も絶賛。それを受けて喜んでいると
護は牧村にその姿を見られてしまう。護は彼女に今週時間が
無いか?と彼女を誘う。

一方学校に通う薫たちを見守る女性・
青木あゆみの姿があった。
下校の時、怪我する友樹に近付き、公園で手当てしてくれる。
あゆみは子供達にクッキーを食べるか?と渡すが、子供達は
知らない人から物はもらえないとして返すことに。
偶然彩が通りかかると、薫達は一緒に帰ることになる。
薫はあのおばさんに前にも有ったような気がすると考える。

以前護は
秋人から、あゆみの件を聞かされる。
自分からあの子たちを捨てておいて親権を求めてくる様な
事はないだろうとの事。
純一郎が生前、あゆみはある時を
堺に突然育児ノイローゼになり、家を出て行ったとの事だった。
秋人は引き取りたいと言っても絶対に許さないとの事だった。

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薫と友樹の誕生日が迫る中で、護は二人の子が何を欲しがって
いるのか探っていくことになる。本当の親ならば子供達が
欲しがっている物がすぐに分かるのであろう事を呟き落ち込む
が、過去の連絡帳を見ることで、それが何なのかを掴んで
いく。

7話の段階で子供たちが護の元を離れるというのも考えづらい
ので、当然子供達は残る選択であろう事は伺えた。

親権を巡る権利は、子供を捨てたが血の繋がりの有るの母親に
あるのか、それとも子供の親の親友であり誰よりも親友の
願い通りの育て方の出来る護に軍配が上がるのか。
どちらともに欠点が有ることもあって、その辺の主張には
両者共に穴が有ることは否定できないけど、子育てに於ける
一番してはいけない事をしてしまった母親側に責任の重大さ
を認識させて一歩身をひかせるような展開が用意された。

ただ子供のことは忘れたことがないとする言葉通り、
子供達の好きなことは覚えていたし、変わっていない姿に
喜びや切なさを感じる作りで、何とも複雑にさせてくれる。

ムックの使い方の新しいパターンが有ったので、それだけ
で面白かったし、護が牧村との交際が決まって犬に抱きついた
時の犬のリアクションが可愛らしくてキュンと来るものがあっ
た。

ぷちぷちとかしゃかしゃ
これだけで見つけるのは難しそうだ。
でも小学生らしい欲しい物の姿に安心させられるものが有る。
何か文房具ネタなのかと思っていたけど違ったか。

友樹が随分フライングして、カステラを食べていたので
心配したけど、引きのショットになったら、また手のつけて
ないカステラが用意されていたのでホッとした。

ぐりとぐらって今でも人気の絵本なのか。

高木護 …… 阿部サダヲ (38歳、大手文具「あけぼの文具」)
笹倉薫 …… 芦田愛菜 (6歳、護が引き取ることになった双子の姉)
笹倉友樹 …… 鈴木福 (6歳、薫の弟)
ムック …… ムック(ミニチュアシュナウザー)
畑中陽介 …… 世良公則 (50歳、居酒屋「クジラ」を営む。アパートの大家。)
畑中彩 …… 比嘉愛未 (25歳、陽介の一人娘。バツイチ)
鮫島勇三 …… 伊武雅刀 (55歳、お客様相談室・室長)
牧村かな …… 滝沢沙織 (30歳、お客様相談室所属・広報部)
真島孝則 …… 小柳友 (25歳、お客様相談室所属。譲の後輩)
塩沢民子 …… 千葉雅子 (45歳、お客様相談室所属)
尾崎凛花 …… 外岡えりか (22歳、お客様相談室所属の派遣社員)
笹倉純一郎 …… 葛山信吾 (享年38、護の高校時代の親友)
安藤祐作 …… 山本啓之 (お客様相談室)
篠原良平 …… 小川智弘 (お客様相談室)

久保 …… 長谷川朝晴 (護の友人)
妙子 …… 氏家恵 (薫と友樹のおば)
礼奈 …… 池田愛 (妙子の娘、高校受験)
秋人 …… 二階堂智 (薫と友樹のおじ、青果店経営)
聡子 …… さいとう芽美 (秋人の妻)
桜子 …… 芳本美代子 (メンタルクリニック)
杉下 …… 六角慎司 (担任の教師)

岡亮


小学1年生

谷口隼人 …… 貴島康成 (両親が共働きで寂しい)
川口健太 …… 藤本飛龍
遠藤まなみ …… 本田望結
森本聖也 …… 西ヶ谷帆澄
戸上元気 …… 下出倫輝
広瀬 響 …… 後藤小太郎
石川 翼 …… 山口康智
遠藤まなみ …… 本田望結
町田はるか …… 芳山叶恋
伊藤亜里沙 …… 伊藤未来
椎名美桜 …… 内藤穂之香
木暮 葵 …… 瀬駒妃

相原綺羅、池田心雪、伊藤未来、太田麻里菜、片山愛澪
金子夢菜、木村拓翔、下出倫輝、立野海修、田中理勇
壇上葵、寺井大治、西ヶ谷帆澄、山田日向、満田伸明

青木あゆみ …… 鶴田真由 (二人の母親)
千葉 …… 児嶋一哉 (警察官)

江良陽彩、木村初、藤浪詩織、堤下敦、枝元萌、小西雄
得田舞美、田野良樹、吉川亜州香、上野山浩


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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