マルモのおきて (2011年4月期・フジテレビ・日曜21時枠) 脚本：櫻井剛(1)(3)(6)(8)、阿相クミコ(2)(4)(5)(7) 音楽：澤野弘之、山田豊 編成企画：瀧山麻土香、水野綾子 プロデュース：橋本芙美 演出：河野圭太(1)(2)(4)(6)(8)、城宝秀則(3)(5)(7) 主題歌：薫と友樹、たまにムック「マル・マル・モリ・モリ!」 挿入歌：谷村詩織「きみのとなりで」 http://www.fujitv.co.jp/marumo/index.html

第8話 双子がいたら恋はできない?
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日曜日の朝から子供達がランドセルを用意する。
寝ている護は薫たちに今日は日曜日だぞと告げるが、今日は
日曜参観だという。急いで支度して学校に行く。

学校では"いろんなお仕事"をテーマにした授業が行われ、
子供達には課題として、親のお仕事についての調査をしてくる
様告げられる。

学校が午前中に終わると、護の元にかなから電話が鳴り、一緒に
ランチを取ることになる。
かなとのランチで護は思わず日曜参観に出ていたことを話すが
すぐに言い直し、バザーを手伝っていたという。そんな護の
元に薫たちから電話が鳴り、今日は給食がないのでお腹が空い
たと言われる。仕方なく護は薫たちの元に戻ることになる。

子供達は早速護に仕事について色々と質問する。
文房具関係の仕事で、そこの相談室で働いている事を告げる。
子供達は護は文房具を売っていると思っていたので、相談室が
何なのか分からなかった。子供達は護の会社に行きたいと
言うが、会社では子供達の事は内緒にしているのでダメだと
言い聞かせる。

かなとのメールの返信に困った護は、一階の陽介の店に行き
彩たちに相談する。そこには会社の同僚の真島も来ていた。
彩は護がおのろけ話ばかりするので、呆れるが・・・
真島はかなさんは双子の事を受け入れてくれたのか?と尋ね
るが、まだ話していない事を告げる。陽介は隠すことではない
と。

翌日、護は出勤だが、薫たちは日曜参観の振り替え休日に
よって学校は休みだった。護が家を出ると、薫達は護の事を
密かに尾行し、会社まで着いていくのだった。
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護は子供達との生活を続ける中、会社のマドンナで長年好き
だったかなとの付き合いが始まる。しかし護は、双子と生活
している事をどうしても話すことが出来なかった。しかし
会社に子供がついて来ると、ついにその事実が知られてしまう。

ドラマではどう見ても護は彩との関係を発展させていくもの
だろうと思っているし、護が子供達の事を見捨てることは
あり得ないという事で、こういう展開になることは有る意味
想定内の事だった。

問題はどのような別れ方をするのかという事。
仮にもマドンナが相手だし、別れる理由をどのようして描いて
いくのか。

二人が会社まで着いていく過程は可愛かったし、パスモを
盗み取っておく辺り、凄い策略化の薫。
ダンボールに入る姿は、とても笑えて、かなが驚く一連の
シーンはほっこりさせられた。

護と子供達のテンションの高さだったり、彼らの絆の中には
どうしても入りがたい壁が存在しているという事で、上手く
かなの気持ちを挫かせた感じ。

護自身にも自分の人生を犠牲にして他人の子を育てるのか
否か、今一度考える機会を与えたのは決して悪くない。
護が八つ当たりして子供達に辛く当たるのではないかとヒヤ
ヒヤしたけど、子供達と接する前に陽介らがクッションと
して入り、護の辛い心境を受け止める役目を果たした
事が上手く機能していたと思う。