美咲ナンバーワン！！ (2011年1月期・日テレ・水曜22時枠) 演出／大谷太郎(1)(2)(5)(8)(10)、森雅広(3)(7)(9)、石尾純(4)(6) 脚本／江頭美智留(1)(2)(7)、松田裕子(3)(5)(8)、梅田みか(4) (6)(9) プロデューサー／加藤正俊、三上絵里子 http://www.ntv.co.jp/misaki/

第10話 生徒の未来のために
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期末試験。
なんとか無事に終わるも生徒達は赤点かも知れないことを口に
する。しかし生徒達は何とかなると気楽な態度で、打ち上げと
してパーっとやろうという。

美咲は三国先生達に、赤点だと生徒はどうなるのか?と尋ねる。
すると追試が有るとするが、昨年は全員が進級できたので大丈
夫ではないか?という。話を聞いていた教頭は、2Z組を作って
進級させたのだと語る。

そんな中、職員室に和真と亮介がケンカして手がつけられない
と報告に来る生徒達。急いで美咲は教室に行くと、なんと
美咲の27回目(実際には26歳)の誕生日のサプライズだった。
美咲はまさか生徒達に祝ってもらえるとは思わなかったとして
感動する。生徒達も美咲に出会っていなければ今頃は学校を
辞めていたと語り、ここまで来たら卒業したくなってきたと
語る。

その頃、理事長の淀川は、校長・教頭を呼び出し、無断で
キャバ嬢を採用していた事に激怒。教師は辞めさせた方が良い
という。しかも2Zはこれまでにも多くの問題を起こしている
とし、手を打った方が良いと語る。
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いよいよ2年生最後の期末試験。
28名中18名が赤点を取る2-Z組の生徒たちに対して、落ちこぼれ
である生徒を快く思っていない理事長は、再試験で80点以上
取らねば退学にすると言い始める。

結果だけを見る教育者・経営者とその努力の過程を見守って
きた教育者の姿勢が描かれる。

相変わらず美咲の主張は大した物だが、展開は完全に漫画や
ドラマの世界って感じの内容だった。

生徒達も実に単純で扱い易すぎるけど、これも信頼の於ける
教師の言葉だからこその扱い安さなのだろうか。

今まで生徒達に対して甘やかせっぱなしだった態度が一転し、
甘ったれるなと言ってのけた所は、有る意味美咲の成長を感じ
させる点。

いつぞやのバスケットボールの大会の時と同様に、一夜漬けの
よう状態でテストに挑んで結果を求めるというのだから、所詮は
無理な話で、展開としてもヤスっぽくなってしまう。
無理だから何もしないではなく、それでも努力することの必要性
は分かるんだけどね。

最後は全く関係のないガールズコレクション。
スケールを大きく見せようとしたのかも知れないけど、
やや浮いた感じにも見える。

生徒達が2年生って事は、評判によっては2シーズン目を念頭に
入れていたのだろうな。