美しい隣人 (2011年1月期・フジテレビ・火曜22時枠) 脚本：神山由美子 音楽：池頼広 演出：今井和久、小松隆志、星野和成 プロデューサー：豊福陽子、遠田孝一、浅井千瑞 http://www.ktv.jp/rinjin/

第3話 ついに暴かれる過去…隣の女の正体
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絵里子は、池で何処かの子供が亡くなった一年後、そこに
花を供えに行くと、そこには子供の両親らしき二人と出会う。
同じ日に私たちの子は助かり、この人の子は亡くなったとし、
とても人ごとには思えなかった。

絵里子はその晩の24時近くに、沙希が部屋の窓から手を振り
招き入れるような態度を見せることに違和感を感じ、彼女の
家に行く。すると沙希からビビっていたでしょう?とからかわれ
彼女の家に上がることになる。
沙希は絵里子の書いているblogの存在を既に知っていた。
貴方のblogのファンだという沙希は、あまり自分たちの生活
の事を出すと危険なので注意した方が良いと告げる。

二人は一緒に酒を飲むことになる。
沙希はこれから私が話すことを聞いても嫌いにならないでと
前置きした上で、自分は奥さんの居る男性のことを好きになっ
たと告げる。絵里子は本気なのか?相手も本気なのか?と問うと
相手は遊び慣れている感じはしないが事を告げる。仕事の後
珍しく飲みに行った場所で出会ったのだという。
絵里子は話しづらそうに、出会ってから何回くらいで関係を
持ったのか?と尋ねるが、好きになっただけで関係は無いと
いう。絵里子は肩すかしにあったかのように、気持ちだけの
問題ならばどんどん好きになれば良いとし、思うだけならば
可愛いものだと告げる。人妻だってときめくことくらい有る
とすると、沙希は絵里子もそんな事があったのか?と尋ねる。
しかし絵里子は、自分には子育てでそんな暇はなかったと
告げると、幸せだからそんな気にならなかっただけだろうと
いう。私は寂しいからと告げると、相手の奥さんに知られなけ
れば良いのではないかと語る。

沙希は、絵里子の夫には女性の影はないのか?と尋ねる。
浮気しない男性はいないとするが、絵里子は夫・慎二は真面目
な人なので恐らくそんな女性が居れば態度で分かるという。
でも男の人は死ぬ気でそれを隠すとし、浮気した最初の頃は
妻にも優しくなりプレゼントしてくると、沙希は体験談を元
に語る。

絵里子は酒によって寝てしまうと、沙希は彼女の家の鍵が
テーブルの上に置かれているのを見て握り、彼女の家に侵入
していく。
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絵里子は心をうち解け合える隣人が出来たことで、夫の単身赴任
の間でも一人子育てが出来ると確信する中、徐々に絵里子の
周りの人物が変わった態度を見せ始めていく。
一年前に子供を失った両親に新たな命が芽生えたことで、絵里子
の心の中でも、新たに出発する気分にさせてくれるのである
が・・・

沙希が次々と仰天発言や奇異な態度を見せることによって、
絵里子の顔色やらリアクションを試していく中で、逆に沙希
自身も心を揺さぶられる事態が起こる展開だった。

筧雅彦と沙希がどうやら夫婦だったみたいだけど、マイヤー
ってミドルネームか何かなのだろうか?

絵里子の優しさや幸せな環境が沙希に与えるダメージというもの
に自然と目を向けられるのだが、今のところ沙希自身を
傷付けるような発言はしていないし、嫌みに見える所も無い。
ただ幸せだったとか、子供の生死を分ける存在だったという
理由だけで現在の所殺意はなく、寧ろ母親としての生活を望んで
いるようで、絵里子の立場と変わりたがって居るみたい。

親友の真由美、そして夫の慎二だけでなく、息子の駿を取り
上げようとして着々と進行している彼女の態度に恐ろしさを
感じるのも事実で、そんな意図が明らかにされたときには、
絵里子は沙希に対峙できるのか。

子供が沙希の意図する事やそのオーラを敏感に感じ取っていて
違和感を覚える態度を見せるところが唯一心強い部分であり、
逆に危険性をはらんでいる。

またドラマでは松井理生と沙希の関係も気になる。
二人の関係に於いて理生の方がイニシアチブを持っているかに
思えたのだけど、今回の展開を見る限りでは、沙希の正体を
世間に明かすという事以上に、事件当日の理生の行動の方に
主導権を握らせるだけの何かが含まれているみたい。

ネコの事を口にしていたけど、その役割って一体何なのかな。