美しい隣人 (2011年1月期・フジテレビ・火曜22時枠) 脚本：神山由美子 音楽：池頼広 演出：今井和久、小松隆志、星野和成 プロデューサー：豊福陽子、遠田孝一、浅井千瑞 http://www.ktv.jp/rinjin/

第5話 立場逆転…不幸な女の華麗なる変身
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夜絵里子が帰宅すると駿の姿がないことに気がつく。
すると駿の寝顔の写真がメールで送られてくる。たまらなくな
り絵里子はすぐに駿を探しに外に出て行く。
その頃沙希は隼人が亡くなった日の事を思いだしていた。
まるで今の絵里子の様に隼人の名前を呼びながら公園を探し
周り、池の周りに警察官や野次馬が集まっているのを目にする。
そこで息子の死を知ったのである。

絵里子は憔悴しきっていると、隣の家から沙希が現れる。
沙希は駿くんのメールを送ったのは私だと告げ、庭で寂しそう
にしている駿を見てウチに招いたという。今もリビングで寝て
いると告げるが、絵里子は何故沙希が自分のメールアドレスを
知っているのか疑問に思う。沙希は電話で聞いたのだと告げる。

駿を家に連れ戻すと、絵里子は駿に沙希の家では何をしていた
のか?と尋ねる。何もしていないという駿。そんな中、夫・慎二
からインターネットで連絡が入る。
慎二は絵里子から息子の駿がスイミングに行きたくないと言われ
ていた事について、駿に様子を聞くが、また行きたくなったと
した事を報告する。何かあればパパかママに言いなさいと告げる。

慎二が贔屓にしているBar NESTに会社の部下・亜美の姿があった。
慎二が来店したのを見て、やっと見つけたという。
亜美は私はうっとうしい顔をされても平気であり追いかけるのが
好きだという。慎二はそんな事を言っても相手が夢中になれば
興味を失うんだろう?と告げるがそんな事はないと否定する。
私に興味がないのか?と尋ねる亜美に、興味は無いと告げると、
一生奥様だけなのか?と告げ亜美は帰って行く。
会社で亜美は慎二の姿をなんとも言えない表情で眺めていた。
仕事が終わると慎二は沙希に電話する。

慎二と沙希がタクシーに乗り込む姿を、偶然関加奈&彰宏夫婦が
目撃する。

沙希は慎二と会うときに、絵里子からもらったワンピースと
彼女の家から盗み取った絵里子の香水を付けて逢う。
ワンピースには気がつかなかった慎二だが、臭いが妻のと
同じであることに気がつく。沙希は貴方の部屋をみたいとして
慎二のアパートにいく。部屋の中に飾られている家族の写真を
見て、何一つ欠けることのない完璧な家族の姿だという。
そんな中、絵里子から電話が鳴る。慎二が電話に出る間に
沙希は洗面所にいくと、絵里子が置いていった化粧箱を覗き、
彼女のヘアブラシで沙希の長髪を梳くのだった。
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絵里子の間で次々と彼女の心を振るわす事態が起こり始める。
そんな中、沙希が引っ越す前まで隣にいた関夫婦によって、
絵里子はある忠告を受ける事になる。

女性が意図して男性を陥れるネタは、月9のドラマ「大切なこ
とはすべて君が教えてくれた」でも同様のもの。やはり男性は
女性に踊らされるしかないのか!?

ちょっと平坦で絵里子が虐められっぱなしのドラマだったけど、
加奈が登場した事で上手いアクセントとなり、ドラマが活性化
し始めたと思う。

慎二の周りには何故こうもろくな女が来ないのかと思う事が
有ったり、沙希との関係を持つとはいえ、家族の写真や息子から
の絵が飾られているような部屋に浮気相手を連れて行くもの
だろうか?という思いがあるのも事実。

理生の存在が至るところで絶妙の告白のタイミングを演出する
もだんまりを決め込んでいるのは、やはり彼自身に何ら落ち度
が存在しているのか。

誰もが共通して語る沙希の虚像の姿。
"いい人"だと誰もが口を揃えて語る事への違和感に気がついて
くれると良いんだけどね。

ガールズトークって程でもないけど、喫茶店では結構主婦達が
爆弾発言的な会話をしているけど、里央に聞かれてもみんな
平気なのかな。
まぁ彼は空気みたいな存在として認識されているのかな。