美しい隣人 (2011年1月期・フジテレビ・火曜22時枠) 脚本：神山由美子 音楽：池頼広 演出：今井和久、小松隆志、星野和成 プロデューサー：豊福陽子、遠田孝一、浅井千瑞 http://www.ktv.jp/rinjin/

第8話 5歳の完全犯罪
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慎二の浮気の相手は私だと沙希は絵里子の前で告げる。
何故私にそれを言うのか?とし、友達だと思っていたのにと
告げる絵里子に対して、沙希は笑い出す。そしてその理由は
その顔が見たかったのだと告げる。
嘘だと絵里子は呆然とし、落ち着くと絵里子は沙希の家の
ドアを叩く。その様子を真由美の夫・和史がたまたま見ていた。
沙希は夫の携帯に電話するも留守電の状態。彼のオフィスに
直接電話をするも、電話には亜美が出て、課長は会議中だとし
て電話を切られてしまう。
涙する絵里子は駿の服を掴んで、助けてと呟く。

和史は店に戻ると真由美に今見たことを報告する。
ケンカしたのかもしれないというと、真由美はとうとうやった
のかという。隣り合っているもの同士仕方がないという真由美。
原因は何か?真由美は些細な事じゃないか?とするが、和史は
そんな感じでもなかったという。真由美は仲裁に入るかとする
が和史はそれを停める。

絵里子の元に慎二から電話が折り返し入る。
絵里子は"沙希さんだったのね"と告げ、電話を切ると荷物を
まとめて家を出て行く。
慎二はすぐに沙希に電話すると、何処かから沙希のことが発覚
した事を告げると、沙希は自分から言ったのだと告げる。
慎二は憤り、何故言ったのか?と問うと邪魔なんだものと告げる。

絵里子は幼稚園に行くと駿を連れて行く。
その姿を沙希も見ていた。
絵里子の携帯に慎二から電話が鳴るも絵里子は無視する。
その姿を息子の駿は不思議そうに眺める。
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慎二が浮気していた相手は沙希である事を絵里子は知る。
絵里子は居場所を求めて彷徨い、ついには長野県の実家へと
舞い戻る。しかしそこにもまた沙希の手が及んでくる。

一度発覚すれば徐々に沙希の不利な状況が描かれていくのか
と思ったけど暴走は止まらず、寧ろ吹っ切れた感じが凄い。

昔プロレスの漫画で、一番怖い相手とは何かという質問に於いて
自分の身を犠牲にしてでも挑んでくる相手だとしていた事が
有ったけど、まさに沙希は自爆覚悟で迫ってくるのでなんだか
とても怖い。

ただ正直、どんなに沙希がごねようとも、結果としては見えて
いるものが有って、頑張って絵里子が虐待している事を告げる
も先は見えている気がする。
問題はどのような経緯で沙希に現実的な事実が伝わっていくの
かが今後のポイントだろうか。その一つは駿の態度にかかって
いると思うけどね。

そろそろ松井理生登場でしょう!って感じだったけどまだまだ
出ない。出てもどんな活躍を見せられるのかは不透明なものが
有るけど、あれだけ目の前で嘘偽りが並べ立てられているのに
口を出さない忍耐力も相当なものだ。

夫の浮気という家庭の恥部故に、なかなか周りにその事実が
伝わらない事実もなんだかもどかしい。相田家とか、慎二の
両親にはいつその事実が伝わっていくのか。

藤井美菜さんにももう少し頑張って争奪戦に加わって欲しい。
まさかこのまま尻すぼみの状態になっていくのか?