13歳のハローワーク (2012年1月期・テレ朝・金曜23時枠) 原作：村上龍「新13歳のハローワーク」 脚本：大石哲也 ゼネラルプロデューサー：内山聖子 プロデューサー：中川慎子、遠田孝一、浅井千瑞 演出：��橋伸之、塚本連平、梶山貴弘 http://www.tv-asahi.co.jp/13sai/

第9話 タイムスリップの果て…最後の奇跡！！
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鉄平は犯罪を犯していた三上を警察に突き出したことで、過去
のテッペイから人の人生を台無しにするのが刑事の仕事ならば
絶対に刑事にはならないと言われ、さらに高野や翔子に自分が
2012年の世界から来た人物であることがバレてしまう。
自分の正体がバレた事で過去のテッペイに害が及ぶのではないか
と考えた鉄平は警護していくが・・・

過去の自分に影響を及ぼしたのが自分だったとする辺り
タイムパラドックス的な要素を除外すれば面白い味付けである。

未来での鉄平がやり残していたことの処理の仕方や、過去を知
る事での予防線が意味をなさずに回避されてしまう辺りの展開
も面白く出来ていて、最終話はとても満足のいく内容だった。

何話か忘れたけど自分の感想の中でも、未来の翔子が高野の
結婚相手ではないかと言及した事もあるし、このままの鉄平
こそ自分のやりたい事へと繋がっている事も言及しているので、
特に驚くべきオチではなかったし、高野がどの辺で過去の鉄平
を覚えているのかその片鱗を見せていくのかにドラマとしての
興味は集中していたけど、上手い具合に尻尾を出していったな
という感じ。

ハウスマヌカンなんて今時使わない言葉が飛び出したなと
思った途端に店員役が、KONTAさんだったり、浅香唯さんだったり
したので最終話は90年代の芸能人オンパレードモードに突入
するのかと思ったけど、残念ながらそうはならなかった。

結局翔子ちゃんは、就職せず結婚したのかな。