ATARU
(2012年4月期・TBS・日曜21時枠)

脚本:櫻井武晴
演出:木村ひさし
プロデュース:植田博樹/韓哲

http://www.tbs.co.jp/ATARU/





第7話 さらば男達の絆!!殺人刑事
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沢と舞子とチョコザイはコインランドリーに居る頃、突然
近くから二発の銃声音を聞く。スミス&ウェッソンのM37と呟く
チョコザイの言葉を聞いて、沢は警察が一般的に使用する銃だと
気がつき、近所に有る大田区・滝沢北交番で何か有ったので
はないかとして近づく中、すれ違いざまに見覚えのある癖を
持ったかつての上司・福留の姿を目撃する。
交番では、警察官の和田が銃弾を受けて亡くなっており、
沢は福留が殺害したのではないか?と疑っていく。それを証明
するかのようにして、チョコザイは銃口から遺体の傷口まで
30cm以上離れて放たれたものだと聞いていくが・・・

朝早く起きすぎたので昼寝しようと思っていたのだけど、
それが出来ず、結果的にこのドラマを見終わった後に仮眠を
取ってから「家族のうた」を見ました。
睡眠不足だったりバレーボールの応援した後でグッタリして
いた事も有り、途中ウトウトしながら見ていたので、
正直ドラマを見ていても無味乾燥な感じにしか見えなかった。
ドラマを見るときには十分睡眠を取ってからにしましょう(+_+

他殺を偽装し自殺した刑事の物語。
早い内から警視庁では自殺として処理され、まかりなりにも
警視庁で出していた結論が正解だったとする流れが存在
していて皮肉なもの演出していく。

体の良い詐欺事件であり、殉職者に対する保証金をせめて遺族
に残そうとするものの存在有って、事件を難解なものにしていく。

設定自体が少々手が込み入り過ぎていて、もう少しシンプルに
構成していけば楽しめる物語になるのだろう。
警視庁が虐めの存在を隠すために他殺として処理しようとして
いる案件を、舞子達が自殺だと暴いてしまうという構図を作れ
ばラストで複雑な気持ちを喚起する物語になるのだけど、
この流れだと、ただイジメにあって自殺していた刑事の死に
損という流れにしかならず、スッキリしたものが無い。

警視庁側が自殺だと断定してしまう辺りの流れの中に、虐めを
認識しつつ放置していたとする流れが存在していた証拠でも
見つかれば良かったのだろうけどね。

沢や犬飼、渥見の価値観が変わってしまったとする過去が
ドラマの中で絡んできたのでもう少し内容としても盛り上がる
のかに思えたけど、なんだか肩すかしを食らったようにも感じる。

木村ひさしさんはハゲ・ヅラネタが大好きな人だね。

婦警役にICONIQ。
クレジットを見るまで全く気がつかなかった。
殆ど活動してないのに、もの凄く大物感漂う彼女だけど、
あゆみさん時代の方が個人的には良かったな。
アイドルのドラマの中での使い方としては、センスは感じる
んだけどね。

チョコザイ …… 中居正広 (謎の青年・サヴァン症候群)
沢俊一 …… 北村一輝 (主任・警部補)
蛯名舞子 …… 栗山千明 (巡査部長)
蛯名昇 …… 玉森裕太 (弟。医大生)
蛯名達夫 …… 利重剛 (父)
蛯名真理子 …… 奥貫薫 (母、15年前に自殺!?)
中津川洋治 …… 嶋田久作 (係長・警部)
渥見怜志 …… 田中哲司 (科捜研連絡係、妻は沙織)
野崎蓮生 …… 千原せいじ (警部補)
犬飼甲子郎 …… 中村靖日 (照会センター)
松島光輝 …… 庄野崎謙 (巡査部長、舞子が好き)
石川唯 …… 光宗薫 (機動鑑識係)
黒木永正 …… 中村昌也 (巡査部長)
玉倉孝 …… 三好博道 (巡査部長、メガネ)
チョコザイの父 …… 市村正親
ラリー井上 …… 村上弘明 (FBI)
安孫子智 …… 菅原大吉

シンクロ関係者 ……
アリナ・マックレオド(ナンシー捜査官・吹替:松原亜希)、
E・ババシアン(ポアゾン警部・吹替:石塚運昇)
ニコラス・エリクソン、カティア・ソスタフスカ
チャック・ジョンソン
セバスチャン・ルフロック(ダニエル捜査官・吹替:松本考平)

福留吉昭 …… 升毅 (元捜査一課)
和田拓馬 …… 神保悟志 (自殺した警察官)
柏原由美 …… ICONIQ (婦警)
味谷恭一郎 …… 渡洋史 (警察官、和田の上司)

小林麻子、伊藤昌子、石塚運昇、渡辺穰、大竹周作
小林博、伊藤明堅、五刀剛、政岡泰志、杉原勇武
林田直樹、Velo武田、雲雀大輔、後藤健、イヴァン・ソンチェフ
蛯名菜月、蛯名礼菜、吉本菜穂子

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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