ビューティフルレイン
(2012年7月期・フジ・日曜21時枠)

脚本:羽原大介
音楽:平沢敦士
編成企画:鹿内植・佐藤未郷
企画統括:成河広明
プロデュース:貸川聡子・山崎淳子
演出:水田成英・小林義則・八十島美也子
主題歌:芦田愛菜「雨に願いを」

http://www.fujitv.co.jp/beautifulrain/index.html





第6話 親子だからこそ…、言えない秘密
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圭介は美雨に本当の事が話せず会社の同僚達にも事実を伝えら
れない中で、アカネの元に突然夫の拓哉がやってくる。
拓哉は離婚するつもりはないと告げるが、アカネは話し合い
の末、離婚を決意していく。

いよいよアカネのアルツハンマーの流れが何処に接続される
のかが描かれ、その流れと離婚との因果関係について描かれた
話だった。

夫の掛けた言葉は、まさに離婚に値するだけの人殺し扱いにも
似た酷い言葉で、謝罪に来たのかと思いきや、銀行マンだから
離婚は出世に響くときたもんだ。
当初互いに同じ職場で働いていたとする事情柄、忙しさのあまり
母親を任せっきりにした事に対する謝罪に繋がるのかと思えば、
この夫は完全に開き直った感じ。

そんな醜い大人の世界を見せられた後にやってくる美雨の物語
は心洗われる様な感じもするし、完全に初めてのお使い状態だ
ったけど、可愛らしいエピソード。ただそんな先にある現実は
切なさも含んでいるからこそ、辛いんだけどね。

毎回美雨の泣き落としパターン、そしてそれを知った圭介の
泣き返しって感じだけど、なんとか台詞ではワンパターンに
ならないように努力している感じは受ける。

宗田の流れではフェイクを使ってちょっとしたファミリー感
やらコメディ感を出す辺りはなかなか面白い試み。バカバカ
言われている秋生の繊細な一面も見てみたいけど、このキャラ
貫き通すのかな。

木下圭介 …… 豊川悦司 (妻と死別、下町の工場、元大手建設会社)
木下美雨 …… 芦田愛菜 (娘)
勝田秋生 …… 三浦翔平 (圭介が勤める職場の後輩職人)
宗田清 …… でんでん (圭介の先輩工員)
古賀豊 …… 安田顕 (主治医)
新井春子 …… 国生さゆり (小料理店"はるこ")
新井小太郎 …… 高木星来 (美雨の友達)
立花健太 …… 君嶋麻耶 (警察官)
松山昇 …… 金時むすこ (父、八百屋)
松山菜子 …… 吉田里琴 (八百屋の娘、バレエ教室)
中村千恵子 …… 丘みつ子 (妻)
中村富美夫 …… 蟹江敬三 (職場の社長)
西脇アカネ …… 中谷美紀 (中村家の長女、夫は拓哉)
小柴佳子 …… 畑野ひろ子 (担任の教師)
木下妙子 …… 石橋けい (圭介の元妻、既に亡くなっている)
内藤 …… 康実紗 (城都大付属病院・看護師)

高橋稔

西脇拓哉 …… 山中聡 (銀行マン)

中倉健太郎

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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