ビューティフルレイン
(2012年7月期・フジ・日曜21時枠)

脚本:羽原大介
音楽:平沢敦士
編成企画:鹿内植・佐藤未郷
企画統括:成河広明
プロデュース:貸川聡子・山崎淳子
演出:水田成英・小林義則・八十島美也子
主題歌:芦田愛菜「雨に願いを」

http://www.fujitv.co.jp/beautifulrain/index.html





第7話 二人で暮らせない!?辛い父の決断…
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美雨の母方の両親が沼津から墓参りの為に上京する事になる。
美雨は祖父母との再会に大喜びするが、圭介は医師から、
病気が悪化する前に美雨の引き取る相手について相談して
置いた方が良いと言われて、どうべすきか悩む。
社長らにそれを相談すると、社長はギリギリになってから話
をしても良いのではないか?とするが、アルツハンマーについて
義母を三年間診てきたアカネは悪化に備えてきちんと話を
しておいた方が良いと言われる。

周りにこれだけフォローしてくれる人が居ると、ホント圭介
は大手の建設会社から町工場に転職したのが良かった感じ。
世の中金が全てではなく人間関係が大切だと改めて感じさせる
ものがある。辛い時になって改めて見えて来る人との関係と
いうものが有るけれど、この町の人たちはみんな暖かくて、
気持ちが良いくらいだ。

展開を打開する方法論が無いだけに、美雨と圭介がいつまで
一緒に居られるのかという事ばかりがテーマとして浮かび上が
ってしまう。
ただ一緒にいたいという美雨の気持ちが、父親の病気に対して
フォローするような流れに繋がったり、上手い感じで、美雨
の気持ちを揺さぶる展開に繋がっている。

遊園地のエピソードなども、父親との思い出作りという感じが
してなんとなく素直に楽しめない一面が有るのも事実だけど
やはり芦田愛菜ちゃんの笑顔と涙に感情移入させられるものが
有るな。

こんだけ良い人が揃っていると、工場の人たちで美雨ちゃんを
育ててくれないか?って感じがしてくるけど、やはりそうも
行かないであろう所が切ないな。

木下圭介 …… 豊川悦司 (妻と死別、下町の工場、元大手建設会社)
木下美雨 …… 芦田愛菜 (娘)
勝田秋生 …… 三浦翔平 (圭介が勤める職場の後輩職人)
宗田清 …… でんでん (圭介の先輩工員)
古賀豊 …… 安田顕 (主治医)
新井春子 …… 国生さゆり (小料理店"はるこ")
新井小太郎 …… 高木星来 (美雨の友達)
立花健太 …… 君嶋麻耶 (警察官)
松山昇 …… 金時むすこ (父、八百屋)
松山菜子 …… 吉田里琴 (八百屋の娘、バレエ教室)
中村千恵子 …… 丘みつ子 (妻)
中村富美夫 …… 蟹江敬三 (職場の社長)
西脇アカネ …… 中谷美紀 (中村家の長女、夫は拓哉)
小柴佳子 …… 畑野ひろ子 (担任の教師)
木下妙子 …… 石橋けい (圭介の元妻、既に亡くなっている)
内藤 …… 康実紗 (城都大付属病院・看護師)

高橋稔

一夫 …… 浜田晃 (妙子の父)
愛子 …… 岩本多代 (妙子の母)

大野葵、宇都宮晃良

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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