ビューティフルレイン (2012年7月期・フジ・日曜21時枠) 脚本：羽原大介 音楽：平沢敦士 編成企画：鹿内植・佐藤未郷 企画統括：成河広明 プロデュース：貸川聡子・山崎淳子 演出：水田成英・小林義則・八十島美也子 主題歌：芦田愛菜「雨に願いを」 http://www.fujitv.co.jp/beautifulrain/index.html

第9話 娘の未来のために…今、伝えるべき真実
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圭介は何か事故が起きる前に美雨とは別れた方が良いと考え、
娘を母方の実家へ預ける。夏休みだけの事だと美雨には嘘をつく
が・・・それを知った工場の仲間たちは、二人は一緒に居るべ
きではないかとして、議論を重ねていく。

美雨が離れていて圭介と絡まなくても、それなりに上手く感動
なり、このドラマの良さが伝わってくる所は流石。

娘との別れに関しては、そう簡単に割り切れるモノでは無いと
思うので、周りから圭介側に気持ちを確かめる意味で、美雨に
引き合わせようとしたり、甘い言葉で圭介が美雨と一緒で居ら
れる状況を作ろうとしている所など、ちょっぴり意地悪さを
感じつつも面白く構成された話だった。

アルツハイマーに関しては経験者であるアカネが一番の説得力
が有るのか。

どうしても自分だけは違うという感じの意識が働くために、
圭介だけは例外ではないかとする希望的観測で視聴してしまう。
工場の仲間達の発言にはとても共感するモノが有ったり
応援したくなる気持ちも有るけど、やはりどういう病気の経過
の仕方をして、弊害が起きていくのか不透明な部分が多いので
決断としてもハッキリとした正解が無い所がドラマとしては
複雑な所に追い込んでいる感じがするね。

バカだバカだとされる秋生の馬鹿な行動が、上手い感じで
今の気持ちを伝えた感じがするし、思ったらすぐに行動に起こす
所は若いんだろうね。