ボーイズ・オン・ザ・ラン
(2012年7月期・テレ朝・金曜23時枠)

原作 - 花沢健吾
脚本 - 高橋悠也
演出 - 常廣丈太、唐木希浩
ゼネラルプロデューサー - 内山聖子
プロデューサー - 中込卓也、山田兼司、太田雅晴
主題歌:関ジャニ∞「あおっぱな」

http://www.tv-asahi.co.jp/boys/





第1話 27歳女性経験ゼロ超ダメ男に恋の奇跡
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27年間女性と付き合った事のない弱小玩具メーカーに勤める
田西は、会社のマドンナ・ちはるに恋心を抱くが、告白出来ず
に居た。営業先で知り合ったライバル企業社員の青山の
アドバイスによって、ちはるとの関係を進めていく。

「モテキ」に見るような如何にも男性漫画的妄想型主人公の
物語。男性エロ漫画の鉄板的主人公像だけど、随分とオタク
気質は排除している感じがするし、主人公はうだつが上がら
ないけれど、何かをきっかけにすれば妄想から脱して美女とも
つきあう事が出来るんだとする全国のモテない男性に勇気と
希望を与える物語だ。

男性視点という事も極力排除している部分が有るなと感じる所
も有れば、逆にちはるとの恋愛部分に於いては随分男性の妄想
視点と、それに符合する都合の良さで女性との関係が描かれて
いる気がするけど、男性からすればそんなに不快な感じがする
訳ではないので、女性視聴者がどう感じるのかという所なのか。

オタクは好きな女性に一途だとする事でここ10年以上、アキバ系
の地位も向上しているし、少し前まではあり得ない所で動いて
いる恋愛妄想を楽しむ物語として存在していたと思うが、
近年では全くあり得ないシチュエーションではない部分も有って
逆に見やすくなっているのかも。

敏行がちはると知り合うことで、急に女性との関わり合いが
多くなってくると思うし、その辺の誘惑と妄想を振り払って
ちはるとの関係を成就出来るのか。
如何にも踏み台にして来そうな斎藤工さん演じる青山と茜の
存在が気になるし、ファイティングガールの大厳花がどのよう
に主人公に絡んで来て、主人公自身の気持ちを悩ましていくのか
楽しみな内容なのかも。

まぁ問題は原作の発行・発売順序がどうであれ、「モテキ」や
「電車男」などの二番煎じ的なドラマの臭いを払拭出来るのかに
かかっているのかな。

田西敏行 …… 丸山隆平 (斎田産業)
大厳花 …… 平愛梨 (ジムに通うボクサー、耳が不自由)
青山貴博 …… 斎藤工 (ガチャポン界最大手の「マンモス」)
安藤龍 …… 上田竜也 (ジムにやってくる青年)
植村ちはる …… 南明奈 (斎田産業)
田西正子 …… 浅田美代子 (敏行の母)
田西一雄 …… 徳井優 (敏行の父)
しほ …… 佐藤江梨子 (ちはるのアパートの隣人、風俗嬢)
鈴木貫一 …… 陣内孝則 (斎田産業)
田中 …… デビット伊東 (斎田産業)
長谷川茜 …… 臼田あさ美 (ガチャポン界最大手の「マンモス」)
吉久拓児 …… 敦士 (斎田産業)
斎田 …… モロ師岡 (斎田産業・社長)
宍戸修 …… 浦上晟周 (ジムに通う少年、メモ帳)
櫻田 …… 山田明郷 (ジムの会長、株取引)

まゆみ …… 繭Co. (援助交際)
かーくん …… 薬師寺保栄 (ヤクザ、まゆみの彼、美人局)
バスの中の老人 …… 小野敦子
バスの中で音楽を聴く若者 …… 副島淳
秋葉原ガチャポン会館の店長 …… 山本圭祐

杉本美保、高橋修、李滋鋭
妹尾公資、武藤英次、荒張幸作、古沢一郎、佐丸徹、中谷竜
佐藤友松、早川隆仁、浅野優貴、井出和樹

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (6.0)

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