ボーイズ・オン・ザ・ラン
(2012年7月期・テレ朝・金曜23時枠)

原作 - 花沢健吾
脚本 - 高橋悠也
演出 - 常廣丈太、唐木希浩
ゼネラルプロデューサー - 内山聖子
プロデューサー - 中込卓也、山田兼司、太田雅晴
主題歌:関ジャニ∞「あおっぱな」

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第2話 美女が密室の誘惑!!純愛ヘタレの大逆転
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ちはるとホテルに入ることになり、一緒に風呂にまで入るも
男女の関係には至らず。そんな帰り道に突然、援交しようとし
ていたまゆみとばったり遭遇し、そのヤクザの彼氏から殴られる。
大厳花によって助けられるが、ばつの悪い敏行は、その場から
思わず逃げてしまう。

ちはるの前で情けない姿を見せてしまった敏行は、男としての
強さを手に入れたいと考え、青山に相談したり、単純に腕力の
強い男性こそ男らしさだと考えて行動を起こしていく。

敏行の勘違いっぷりの面白さと、主人公の思惑とは別に展開が
進んでいく事への程よい苛立ち具合が楽しい内容である。

男性陣の本能やら欲望が展開の不確実さを面白く煽っているし
敏行自身が自信のなさの裏返しとして、大事なときには過敏性・
心因性の腹の下し方をしたり、ムスコが大きくなってしまう
所など、現代に蘇った中年版「毎度お騒がせします」状態。

なんでも許してくれそうなちはるの寛容さは、敏行にだけ向け
られているものとして、その気持ちの入れ方はハンパ無いって
感じだけど、流石に現行犯的現場を見せられて許せない状況を
生んでいく。

敏行が食べる弁当を横目にしながら隣の芝生は青く見えると
する青山の使い方がベタで、ちはるが本来、しほに頼るべき所を
それを封じて青山に向けさせる所など上手く出来ているし、
鈴木と大厳花の繋がりなど意外なサプライズ感が有ったり、
敏行の奇抜な行動に対して、花が面白い視線を傾けていく所など
今後ともに期待出来そう。

ちはるが敏行を好きな理由として、家みたいに安心していられる
所が有るが、時に波瀾万丈だとする例えは、的確に指摘している
所が有るな。それだけに今回の件でも彼の性格を見抜いて欲しい
感じがするね。

田西敏行 …… 丸山隆平 (斎田産業)
大厳花 …… 平愛梨 (ジムに通うボクサー、耳が不自由)
青山貴博 …… 斎藤工 (ガチャポン界最大手の「マンモス」)
安藤龍 …… 上田竜也 (ジムにやってくる青年)
植村ちはる …… 南明奈 (斎田産業)
田西正子 …… 浅田美代子 (敏行の母)
田西一雄 …… 徳井優 (敏行の父)
しほ …… 佐藤江梨子 (ちはるのアパートの隣人、風俗嬢)
鈴木貫一 …… 陣内孝則 (斎田産業)
田中 …… デビット伊東 (斎田産業)
長谷川茜 …… 臼田あさ美 (ガチャポン界最大手の「マンモス」)
吉久拓児 …… 敦士 (斎田産業)
斎田 …… モロ師岡 (斎田産業・社長)
宍戸修 …… 浦上晟周 (ジムに通う少年、メモ帳)
櫻田 …… 山田明郷 (ジムの会長、株取引)

まゆみ …… 繭Co. (援助交際)
かーくん …… 薬師寺保栄 (ヤクザ、まゆみの彼、美人局)
バスの中で音楽を聴く若者 …… 副島淳
秋葉原ガチャポン会館の店長 …… 山本圭祐

杉本美保、高橋修、李滋鋭
妹尾公資、武藤英次、荒張幸作、古沢一郎、佐丸徹、中谷竜
早川隆仁、浅野優貴、井出和樹

麻里奈、菊地裕子

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (6.0)

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