ボーイズ・オン・ザ・ラン
(2012年7月期・テレ朝・金曜23時枠)

原作 - 花沢健吾
脚本 - 高橋悠也
演出 - 常廣丈太、唐木希浩
ゼネラルプロデューサー - 内山聖子
プロデューサー - 中込卓也、山田兼司、太田雅晴
主題歌:関ジャニ∞「あおっぱな」

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第8話 田西、最後の戦い!!捨て身のプロポーズ
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嘘をついていた田西は花には完全に嫌われ、更にあれだけ姉弟
のようにしていた修さえも、花と疎遠になっている事からも、
花にとってのウソがどれ程遵守されるべきルールなのかを知る。
田西は完全に迷走し青山の元にいくと、青山からも他人から
必要とされても居ないのに、無理矢理必要とされたがっている
だけで、自分の事しか考えていないと指摘されてしまう。

周りを見渡せば不幸な境遇にある人たちばかりで、田西が幾ら
不遇な人生を送ろうとも見守ってくれる家族が居る分だけ、
マシな感じがしてくるし、ここに来て懸案だった問題点が
一気に処理されて行きそうな流れだった。

薄っぺらい、空っぽだと言われ続けるも、空っぽだからこそ
出来るものが有るという流れが提示されていきそうだし、
主人公と鈴木、青山の絡みはどれも田西の人生や性格の軌道修正
を図るためにも必要な流れだったりして、上手い事物語が形成
されている。
嫌な感じである源、龍、秀彦などとの絡みに於いても、田西に
とっては成長の礎となるべき要素が詰まっていて、必要な過程
なんだろうなと思わせる作りが興味深い。

ただ結局の所、田西の成長の具合を、どうしても暴力絡みの
ネタに繋げてしまい、大切な人を守れるかどうかを力の
勝敗によって決めていきそうな辺りが、やや辛いところ。

男性陣がどうしようもない人物像ばかりなのに対して、シホや
茜、花など女性陣はとても良い感じに舵取りを握っている感じ
がするね。

ここに来て鈴木さんの存在感も増してきたし、そんな鈴木から
教わった勝利への必勝策が利用されていきそうな感じもするので
ドラマとしては盛り上がっていきそうだ。

田西敏行 …… 丸山隆平 (斎田産業)
大厳花 …… 平愛梨 (ジムに通うボクサー、耳が不自由)
青山貴博 …… 斎藤工 (ガチャポン界最大手の「マンモス」)
安藤龍 …… 上田竜也 (ジムにやってくる青年)
植村ちはる …… 南明奈 (斎田産業)
田西正子 …… 浅田美代子 (敏行の母)
田西一雄 …… 徳井優 (敏行の父)
しほ …… 佐藤江梨子 (ちはるのアパートの隣人、風俗嬢)
鈴木貫一 …… 陣内孝則 (斎田産業)
田中 …… デビット伊東 (斎田産業)
長谷川茜 …… 臼田あさ美 (ガチャポン界最大手の「マンモス」)
吉久拓児 …… 敦士 (斎田産業)
斎田 …… モロ師岡 (斎田産業・社長)
宍戸修 …… 浦上晟周 (ジムに通う少年、メモ帳)
櫻田 …… 山田明郷 (ジムの会長、株取引)

大巌源 …… RED RICE (花の夫、元ボクサー)
宍戸秀彦 …… 宇梶剛士 (シュウマイの父)
小林貴子 …… 宮澤美保 (修を捨てた母)
佐渡島影樹 …… 半海一晃 (ヌードモデルの写真家)
大塚健太 …… 片桐仁 (タクシー運転手)

佐藤三、大嶋宏成、こっとん健児、七枝実、佐藤涼平
森永竜矢、芦田翔悟、五森大輔、西野大作、相原美奈子
藤井亜紀、ANNA、早川隆仁、浅野優貴、井出和樹

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (6.0)

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