GTO (2012年7月期・フジ・火曜22時枠) 原作：藤沢とおる『GTO』『GTO SYONAN 14DAYS』（講談社 週刊少 年マガジン・コミックス刊） 脚本：深沢正樹 ほか プロデューサー：河西秀幸（関西テレビ）、山本喜彦（MMJ） 演出：今井和久 ほか 主題歌『24karats TRIBE OF GOLD』歌:EXILE TRIBE http://www.ktv.jp/gto/index.html

第6話 鬼塚夏合宿で勃発！女生徒ＶＳ副担
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冬月先生は鬼塚が生徒たちとの関係を縮めているのを目にする
反面、自分はなかなか生徒の問題を解決出来ないと感じて
落ち込む中、学校も夏休みに入る。
鬼塚は林間学校の費用を工面できず、その代わりに学校内で
合宿のような形で生徒たちを盛り上げ様とする。冬月は、
受験対策クラスを作り、希望者を募って指導していこうと考える
が・・・

教師と生徒の理想の関係とはどんなものなのか。

ダチを強調する辺り、一昔前のテーマが混在するドラマって
感じがする。友達夫婦、友達親子、そして友達の教師と生徒
の関係。
どれが正解な関係なのかは分からないけれど、冬月先生は鬼塚
の影響によって、友達教師を目指すことにしたようだ。
距離が縮まれば、人間関係が厚くなる反面、人間力だったり
教師としてのバイタリティはそれなりに必要になってくる。
冬月先生もようやくその覚悟をしたというところか。

生徒同士のイジメが教師にまで及ぶと言うことで、衝撃的展開
ではあるけど、見た目上では冬月先生自身が生徒みたいな感じ
なので、あまり違和感が無かった。

他人のコンプレックスはなかなか理解されづらく、傷つけられ
た方と傷つけた方の温度差が全ての元凶だった。

少々学園内での林間学校の絵はありがちでも有り、寒い感じ
がしないでもなかったけど、学園生活自体は楽しそうだし、
未だに雅ばかりが意固地になって教師排除に動いている感じ
がして、その辺はかなり違和感が有るな。

刑事事件レベルの勅使川の行動を不問にしてしまう学校の態度
とかちょっとあり得ない度も高すぎて萎える部分も多いし、
鬼塚と冬月の関係が恋愛関係に陥るみたいな雰囲気がまるで無
いという所も少々物足りなさがあるけど、気軽に見られると
いう点では学園ドラマは見やすくて良いかも。