GTO (2012年7月期・フジ・火曜22時枠) 原作：藤沢とおる『GTO』『GTO SYONAN 14DAYS』（講談社 週刊少 年マガジン・コミックス刊） 脚本：深沢正樹 ほか プロデューサー：河西秀幸（関西テレビ）、山本喜彦（MMJ） 演出：今井和久 ほか 主題歌『24karats TRIBE OF GOLD』歌:EXILE TRIBE http://www.ktv.jp/gto/index.html

第10話 新校長の陰謀学苑と生徒を守れ！
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教師を辞めた鬼塚は、失意のまま弾間の店でアルバイトする
日々。その頃学園では、桜井の教育理念を継承した絶対的管理
教育を学園に持ち込む大門が学園の校長としてやってくる。

この学園も最初からこの人物に学園の再生を頼むのであれば
ともかく、問題がほぼ解決した後に登場させるところは、わざ
わざ問題を起こすために登場させたとしか思えない所が有った。

今回の主役・草野が彼女の母親から娘とは二度と逢わせないと
言われただけで、自分で努力も行動もせず、鬼塚に解決を求め
る辺り、子供じゃないんだから・・と思わせる内容だったけど、
大門のしていることを訴えるためにマスコミを利用したのは
面白い所だったかな。

まぁこれだけ短期間にマスコミにFAXが流れたりしているので
ただでさえ相当注目されている学園だと思うけどね。

また今回、内山田ひろしがフューチャーされたという所は有る意味
では面白かった部分かも。

家庭を犠牲にして教育に人生を注いで来たという割に、やるこ
とはやって二人目の子供登場みたいなトンデモな大門校長の
姿。徹底管理教育というのも中途半端なやり口で、即席の方法
にしか見えない所が有るのはご愛敬なのかも知れないが、
二人の子供が母親の愛を勝ち取るために戦っていくというのが
最終的なオチに繋がっていくのかな。

草野の停学をとかないと、ストライキを起こすとしながらも
それをしたら退学だと言われ、今まで退任外しで見せてきた
反骨精神は何処吹く風。天才児・麗美ちゃんがいるんだから
計算高く大門を追い出す方程式を描いてもらえばいいのではな
いかと小一時間な内容だった。