ハンチョウ〜警視庁安積班〜 シーズン5 (2012年4月期・テレ朝・月曜20時枠) 脚本：大川俊道、いとう斗士八、安井国穂、岡芳郎 プロデューサー：橋本孝、遠藤正人 演出：酒井聖博、村田忍、竹村謙太郎、竹園元 音楽：遠藤浩二 http://www.tbs.co.jp/hancho/ https://twitter.com/#!/hancho_hancho

第2話 殺人予告メール完結編
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綾乃から自分の元にも脅迫状の手紙が届いたことを聞き、
急いで神奈川県の葉山に向かうと、その途中でキャスターの
西森奈保子とすれ違う。そしていざ綾乃の別荘に行くと、彼女
は殺害されていた。すぐに西森に事情を聞きに行くと、彼女から
連絡をもらい急いで現場に向かったが、途中で連絡が付かなく
なったのだという。

第一発見者は第一容疑者となる事も多い刑事ドラマの中に
有って、冤罪支援者の会の男が実際には犯人だったという事も
意外と多いのがこの手のドラマである。

綾乃が親切心なのか何なのか分からないが、過去に中谷から
ストーカーの被害に遭っているにもかかわらず、それを言わず
にいる辺りの意図がイマイチよく分からない。

安積がこの癖のあるメンバーの中でハンチョウと呼ばれること
が出来るか否かの案件だが、どの人物も並列的に活躍を描きす
ぎてハンチョウらしさが見られず、今のところ群れを牛耳るだけ
のインパクトある展開にならなかったのが残念なところ。

またドラマでは、二度にわたって容疑者・参考人を取り逃す
という似たようなシーンを繰り返し描いており、刑事としての
先行きを心配させるスタートである。正直、ちょっぴりお腹の
出ている矢口優が尾崎や小池の追跡から逃れるというのは
無理が有る気がしたけどね。

目撃者の証言一つで冤罪事件を生んでしまう怖さ。
10年という月日の中に、様々な人の人生が狂わされていたが、
どのようにその責任を取っていくのかも気になる。

真山は特捜一係の責任を問おうとしていたが、彼女達の10年前
の捜査こそ責任を問われるべきだと小一時間な話だったけど、
証拠に基づいた結果なので仕方がないのか。