ハンチョウ〜警視庁安積班〜 シーズン5
(2012年4月期・テレ朝・月曜20時枠)

脚本:大川俊道、いとう斗士八、安井国穂、岡芳郎
プロデューサー:橋本孝、遠藤正人
演出:酒井聖博、村田忍、竹村謙太郎、竹園元
音楽:遠藤浩二

http://www.tbs.co.jp/hancho/
https://twitter.com/#!/hancho_hancho





第6話 尾崎暴走!逮捕状発令
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容疑者を追跡中の尾崎と小池は、容疑者確保の直前にぶつかっ
た男性が不自然な行動を取った為に改めて事情を聞こうとする
がその場から逃走する。署にに戻り調べていると、その男性は
一年前に女児ひき逃げ事件の容疑者ケニーである可能性が
高かった。尾崎はケニーがブラジルに帰国したとする経緯を
知るために当時捜査本部が置かれた西多摩署に行って話を聞く
が・・・

尾崎によるスタンドプレイは、彼自身の過去に起きた捜査一課
での出来事と何ら関連しているのか。

無罪だと主張するひき逃げの容疑者と尾崎が似たような傷を背
負い意識を共有しているところがドラマとしての見所。
警察よりも容疑者を信用する事になった尾崎の過去が嫌でも
知りたくなるような作りである。
川口刑事部長が一話の頃から見ていた「木曜日の子供事件」の
流れがこの辺に繋がっていくのか。

一年前のひき逃げ事件の顛末だけならば、既視感のある政治家
や警察内部の癒着の構図や暴力団からの資金の流れによって
事実がねじ曲げられているであろう展開の構図が見え隠れてして
いるけど、そんなイチ刑事の事情もあって相乗的にドラマは興味
深い流れとして存在する。

誰を信用するべきなのか。
事件解決する課程で身内に邪魔されかねない状況の中で、
信用できる人、頼れる人の存在がこのドラマの流れを大きく
左右し、どこに耳を傾け頼っていくのがベストなのか。
当然その受け皿が安積班で有ろうし、スタンドプレイでの限界点
を探りながらも如何にして連携が取れるのか。

安積剛志 …… 佐々木蔵之介 (42歳、特捜一係・警部補)
尾崎誠 …… 小澤征悦 (38歳、特捜一係・警部補)
小池竜也 …… 福士誠治 (25歳、特捜一係・巡査)
結城沙緒里 …… 比嘉愛未 (25歳、特捜一係・巡査)

丸岡喜一郎 …… 六平直政 (48歳、鑑識課)
木村千春 …… 加藤夏希 (24歳、鑑識課)

城戸章弘 …… 合田雅吏 (41歳、捜査一課管理官)
真山塔子 …… 高島礼子 (45歳、捜査一課長。警視正)
川口総太郎 …… 里見浩太朗 (58歳、警視監・刑事部長)


深町高広 …… 福井博章 (連続タクシー強盗犯、響組)
ジョーノ・タナカ …… 山下徹大 (日系三世)
ケニー・フジムラ …… 岩永洋昭 (日系三世)
菊島 …… 木下ほうか (西多摩署強行犯係)
青木美加 …… 飯田圭織 (ケニーの恋人、喫茶店、日系三世)
赤川光一郎 …… 小西博之 (西多摩市会議員)
武井麻友 …… 田中舞奈

法福法彦、内野智、高山成夫、大島明美、オジエルノザキ

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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