ハンチョウ〜警視庁安積班〜 シーズン5
(2012年4月期・テレ朝・月曜20時枠)

脚本:大川俊道、いとう斗士八、安井国穂、岡芳郎
プロデューサー:橋本孝、遠藤正人
演出:酒井聖博、村田忍、竹村謙太郎、竹園元
音楽:遠藤浩二

http://www.tbs.co.jp/hancho/
https://twitter.com/#!/hancho_hancho





第8話 はだしの美女…記憶喪失の女
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事件の容疑者を追跡中、結城は裸足で歩いている女性とぶつか
り、女性は頭を打ち付け脳しんとうを起こしたために救急搬送
される。
彼女は記憶が無くなり身元を調査する中で、近くで殺人事件が
起きている事が発覚し、彼女も関係が有るのではないかと疑っ
ていく。

記憶喪失の女性が居た近くのマンションで銀行員の男性が殺害
され、女性が何かを知っているのではないかと疑っていく。

結城がその女性にぶつかった事で記憶が失われてしまったので
はないかとする緊張感が走り、下手すれば意図しないところで
脳挫傷で殺してしまったかもしれない事を考えると、結城に
そんな罪の十字架を背負わせなくてよかったと思う。

そんな責任感も有って今回は、結城を中心とした流れの中で
連携して捜査に当たり、歩美との窓口を結城が行うという展開
だった。

女性の過去だけでなく被害者の過去の両面から上手く二人に繋が
る共通点を浮き上がらせて事件を絞り込んでいくと言うことで、
オーソドックスではあるがなかなか面白く出来ていた。

ただ相変わらず冒頭では4人の捜査官が容疑者を逃げさせないよう
にして計算した配置で接触しているにもかかわらず、簡単に
逃がしてしまう辺り、ちょっぴり滑稽な感じでもある。

復讐と証拠集めのために女性が容疑者に近づくというのもドラマ
ではよくあるパターンだけど、最後にハンチョウの説得によって
上手い事を見せ場をつった感じ。

ただ一つ文句を言うならば、歩美自身の記憶がどの段階で戻って
いたのかを最後まで分からせないような作りにすればもう少し
面白くなったのかなと思う。ビジュアルとして記憶が戻りかけて
いることを示してしまっていたので、その辺はあんまり捻りが
なさ過ぎでややあっけなかったのかなとも思う。

安積剛志 …… 佐々木蔵之介 (42歳、特捜一係・警部補)
尾崎誠 …… 小澤征悦 (38歳、特捜一係・警部補)
小池竜也 …… 福士誠治 (25歳、特捜一係・巡査)
結城沙緒里 …… 比嘉愛未 (25歳、特捜一係・巡査)

丸岡喜一郎 …… 六平直政 (48歳、鑑識課)
木村千春 …… 加藤夏希 (24歳、鑑識課)

城戸章弘 …… 合田雅吏 (41歳、捜査一課管理官)
真山塔子 …… 高島礼子 (45歳、捜査一課長。警視正)
川口総太郎 …… 里見浩太朗 (58歳、警視監・刑事部長)

向井歩美 …… 前田愛 (30歳、クラブ"グレイス"キャバ嬢)
大石治 …… 椋田涼 (45歳、スミレ銀行の主任調査役)
門脇修二 …… 鈴木裕樹 (23歳、康平の弟)
奥村加奈子 …… 沢井美優 (修二の彼女)
西村 …… 滝直希 (スミレ銀行)
亜梨沙 …… 東山麻美 (キャバ嬢)

白石朋也、平田裕一郎、渡浩行、渡辺寛二、阿部朋子
松澤仁晶、関根洋子、椋田涼、岡部たかし、尾崎雅幸
瀬尾智美、八木奈々花、倉崎由衣、宇都隼平

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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