ハンチョウ〜警視庁安積班〜 シーズン5 (2012年4月期・テレ朝・月曜20時枠) 脚本：大川俊道、いとう斗士八、安井国穂、岡芳郎 プロデューサー：橋本孝、遠藤正人 演出：酒井聖博、村田忍、竹村謙太郎、竹園元 音楽：遠藤浩二 http://www.tbs.co.jp/hancho/ https://twitter.com/#!/hancho_hancho

第11話 都内５カ所爆破予告！
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三神の目撃情報を得て安積班が検挙に向かうも、行く先々で
彼が居ないばかりか、爆弾のトラップが仕掛けてある。
目撃情報は川口が持って来たもので、情報源は明かせないと
言うが、安積たちは警視庁内部に情報を漏洩している人物
が居るものと感じて、川口を疑っていく。そして実際には
彼自身が「木曜日の子供」の中でもリーダー格だったキング
と呼ばれる人物ではないのかと疑っていく。

まさか3話またぎの話になるとは思わなかった。

話自体が前回から膨らんでおらず、結果として川口のキング説
と、三神雅也の犯人説を引っ張った感じだけれど、結果的には
このどちらでもなさそうな感じ。
川口犯人説は上手い感じで可能性は残しているのだけど、これ
までの関係を考えると矛盾してくる部分も多いので、単に川口
が犯人を知っているとするのが妥当な感じか。

信頼関係というものがテーマとして存在しているようで、
信頼出来る人物とそうではない人物が面白く比較する様に
描かれていた。親友とそうではない人だったり、単なる組織
としての関係と、同じ意識を共有する人物との間の違いという
のが面白くあぶり出された格好だった。
今までそんな臭いもなかった真山と安積の関係なども面白く
描かれていたし、事件以外のところでドラマが回っていた様な
印象も有る。そういう意味では川口も信頼関係で結ばれている
ものの存在というのがたまたま犯罪者だったという形なのかな
と。