早海さんと呼ばれる日
(2012年1月期・フジ・日曜21時枠)

脚本:大島里美
演出:河野圭太、城宝秀
編成企画:水野綾子
プロデューサー:貸川聡子、山崎淳子

http://www.fujitv.co.jp/hayamisan/





第7話 父親としての責任はどうするんですか?
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優梨子は思わず研二に対して貴方は陽の父親である事を話して
しまう。それを聞いた研二は仕事にも身が入らず、亜季から
の電話にも出られずにいた。研二は優梨子に対して、今まで
通り知らないまま過ごしていた方が良かった事を告げ、ホント
に父親かどうかはDNAを調べてからで無いと分からないと語る。
しかしその会話を聞いていた父親は、激怒し研二を殴り飛ばす。
いつもは仲裁・応援役に徹していた恭一も珍しく彼を殴って
しまう。

強引ではあるけど、きちんと彼が現実に向き合うだけの材料
を用意したり、気持ちの上でも踏ん切りが付くような言葉を
繰り返し唱えた感じ。全ての人に対して同様の荒療治をすれば
良いという物でも無いのだろうけど、この家族に至っては
効果的であり、例えその結果失敗しようとも支えてくれる
家族の居る暖かさに包まれているので殆ど心配することもない。

母親から研二の性格を聞きつけ、それを優梨子が上手く説得
する形で利用する流れは良かったと思う。

父親も研二に対して激怒しつつも、変わりに亜季の元に謝罪
に赴く姿があったり、孫の存在に喜んで居るであろう姿が
有ったりして、如何にも影では見守っている感を演出する。

結局亜季との関係は曖昧な終わらせ方だった。
本当にこのまま父親不在で彼女一人で育てていくのか。
研二自らが責任すら取らせてもらえなかったと感じたことで
上手く今後責任を取れるだけの人物・生活をしていくのかが
見物だね。

金井(早海)優梨子 …… 松下奈緒 (29歳、一人っ子)
早海恭一 …… 井ノ原快彦 (35歳、長男、玩具「TOYMOND」)
早海研二 …… 要潤 (30歳、次男、派遣)
早海馨 …… 中丸雄一 (21歳、三男、就職活動中)
早海優三 …… 森永悠希 (14歳、四男、中学生)
早海恵太郎 …… 船越英一郎 (59歳、父、純喫茶「ガテマラ」を
経営)
早海陽子 …… 古手川祐子 (58歳、母)
金井拡 …… 中原丈雄 (60歳、優梨子の父、野室商事専務取締役)
金井満智子 …… かとうかず子 (59歳、優梨子の母)

武藤茂雄 …… 梨本謙次郎 (59歳、常連客)
石田源造 …… 渡辺哲 (63歳、常連客)
入江亜季 …… 山口紗弥加 (パン屋)
入江陽 …… 須田琉雅

三宅聡史 …… 村松利史 (富竹製作所・医療器機製造)
田代 …… 前田公輝 (馨のバイト仲間)
大倉みなみ …… 青谷優衣 (大学生、モデル、研二に近付く)
高橋くるみ …… 山谷花純 (野球部マネージャー)
岸本翼 …… 松本隆志 (野球部のキャプテン、優三の親友)
河瀬光晴 …… 塚原大助 (ディクターの社員)


清水昭博、吉沢梨絵、桜井聖、松本隆志、山本康平、サンガ 
,山本啓之、新垣直人、木村剛、小倉由莉子、中村一輝
黒田杏奈

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