早海さんと呼ばれる日 (2012年1月期・フジ・日曜21時枠) 脚本：大島里美 演出：河野圭太、城宝秀 編成企画：水野綾子 プロデューサー：貸川聡子、山崎淳子 http://www.fujitv.co.jp/hayamisan/

第8話 夫婦が壊れるなんて信じたくありません
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企画部に転属になった恭一は、それぞれ持ち寄ったアイディア
を批判無く語り合うブレストの場で、なかなか自分の意見を
言えず困惑する。
一方3月1日は、純喫茶「ガテマラ」では毎年ガテマラ祭りを
開いており、常連客から今年も開かないのかと問い詰められる。
優梨子は話を聞くと、開店記念日であり、赤字であるにもかか
わらず、この日の祭りを陽子と30年以上行っていた事を知る。

男性のプライドというのがテーマとして存在していそうだけど
集中してみられないほどにドラマが散漫な感じがする流れだった。

毎回ドラマとして二話綴りで一エピソードとしている感じなの
で、今回は問題の提示編であり、来週が解決編となっていくの
だろう。

子供には女性の親が必要であることや、夫婦関係に於ける絆や
恒例行事という事を勘案すると、純喫茶の祭りの場で母親が
戻ってくる流れが上手く演出されるも、残念ながら今回は解決編
ではないので、そうはならなかった。
優梨子にして見れば毎年撮っている家族写真の中に、自分も
入りたいであろう事や、その中にはやはり義母・陽子の姿も
共に写って欲しいであろう心情は見て取れる。

恭一の流れはまた恵太郎以上に難しい事情が有り、夫婦だから
こそ踏み込みづらい事情も分かるけれど、陽子と恵太郎の流れ
からすれば、当然その問題にもタッチしていかねばならない所。

それにしても早海家は随分と金回りがよくなったな。
一話の頃、金が無くて節約していた頃が嘘のような状況だね。