東野圭吾ミステリーズ (2012年7月期・フジ・木曜22時枠) 脚本・坂口理子(1)(5)、高橋幹子(1)、ひかわかよ(2)、田辺満(3) 山本健介(4) 演出・河毛俊作(1)、澤田鎌作(2)、河野圭太(3)、川村泰祐(4) 小林義則(5)、石井克人、宮本理江子、林徹、村上正典、鈴木雅之 プロデュース・小池秀樹ほか http://www.fujitv.co.jp/higashino-keigo/index.html

第6話 謎の血文字Ａの秘密！殺された元カレと消えた遺言状の謎
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弥生は元彼である北沢孝典の元に忘れていった荷物を届けよう
とすると、なんと孝典は部屋で殺害されて発見される。財布や
金品などが盗まれた形跡がない事や、部屋に招き入れたような
形跡が有る事から被害者と知り合いによる犯行の可能性が高い
という。しかし一体何の為に殺害されたのか。

かなり展開的に端折っているのか、殺害された現場から盗まれ
たものが遺言書であるとする辺りの情報の提示の仕方に唐突感
があったし、何よりも孝典と中沢家のつながりというのが、
かなり胡散臭いものとして存在していて、全く説得力はなかっ
た気がする。

ダイイングメッセージによって惑わされる事件というテーマが
有ったのかもしれないが、そのテーマ性は不発だったけど、
遺言書自身がダイイングメッセージだったとするオチは面白く
出来ていたし、最後の犯行を裏付ける為に弥生たちが仕掛けた
罠は上手く出来ていた。

全体的に内容が軽くて、ややその軽さが雰囲気を壊している感
じにも思えたのが残念。最近の長澤まさみさん、足出す事が
快感になったのか?