遺留捜査(第2シリーズ)
(2012年7月期・テレ朝・木曜21時枠)

プロデューサー:三輪祐見子、丸山真哉、横塚孝弘
脚本:大石哲也
監督:猪崎宣昭
チーフプロデューサー:佐藤凉一
主題歌:「愛を教えて」山下達郎

http://www.tv-asahi.co.jp/iryu_02/





第3話 船で運ばれた死体!?音の違うカスタネットの秘密!!
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突然運河で係留して有った船の上に女性の遺体が発見される。
船はあけぼの橋から月島まで運ばれていた事が分かり、
9時半に確認したときには遺体は発見されてなかったとの事。
糸村は遺体の遺留品の中にフラメンコ用のカスタネットが
有る事が分かる。そんな中母・信江が娘の遺体の確認に来る。
娘とは10年ぶりの再会で、絶縁状態だったと語る。
事件は被害者の部屋を調べるとカレンダーに印が付いてあっ
たり、動画投稿サイトに自分の様子が取られてアップされて
いる事を知って、糸村は動画を何度も調べていくが・・・

変な話、実母が被害者の愛に拘らずにフラメンコ教室の
教師が愛に肩入れしている所など不思議なものが有った。

カスタネットの音を見分けてしまうとする糸村の行動には
違和感が有ったし、佐久間がやたらと糸村にくってかかる
辺りの行動には相当な癖が有り、全員が必ずしも同じ捜査をし
なくても役割分担していれば良いのではないかという気がする。

捜査員のキャラクターが相変わらず多すぎで、みんなを満遍なく
描こうとしている所がマイナスだ。

最後の最後まで七転八倒の展開が用意されていて、最終的には
全く殺意を抱かないであろう、所属教室の先生に殺されてしまう
所など意思の疎通の問題なのかな。

冒頭からリザーブ席が空いていることから何なのかと思っていた
けど、ラストになって全て分かるという段取り自体は悪くない。

母一人子一人である関係を考えると、もう少しなんとかならかっ
たのかと思うと共に、女性同士の意地を感じる所も有る。
誰か仲裁役の人でる居れば変わってきていたのだろうけどね。

糸村聡 …… 上川隆也 (月島中央署刑事課強行犯係係長。46歳)
水沢響子 …… 斉藤由貴 (月島中央署刑事課課長。43歳)
佐久間裕司 …… 八嶋智人 (月島中央署刑事課記録係係長。40歳)
東孝彦 …… 三宅裕司 (定年間近の月島中央署署長。58歳)
田中哲司 …… 長瀬清文 (46歳、水沢の右腕の刑事)
正名僕蔵 …… 仙堂卓巳 (38歳、刑事、東の腰巾着)
岡田義徳 …… 二宮功一 (30歳、刑事、雑用、コンピューター)
眞島秀和 …… 遠山修介 (35歳、鑑識)
村木繁 …… 甲本雅裕 (科捜研の鑑識)

加賀見恵 …… 黒川芽以 (月島中央署刑事課庶務)
加賀見享 …… 大杉漣 (糸村の元上司)
高山和彦 …… 矢島健一 (警視庁・刑事部長)

白石義人、若松一隼、榎本有希子、古館一也、西村正明
野口大輔、徳原桂作、宗円章浩、長谷川葉月、おのさなえ
伏見嘉将、和泉崇司

藤本愛 …… 原田佳奈 (29歳、池田美沙子フラメンコ教室)
藤本信江 …… 藤真利子 (母、小料理"藤本"女将)
谷口信也 …… 湯江健幸 (谷口信也フラメンコスタジオ)
池田美沙子 …… 久世星佳 (教室の先生)
江藤奈津子 …… 水野真紀 (日本音響研究所・所長)

はねゆり、花影アリス、小川曜子、倉持一裕、植松洋
栗本有規、金重陽平、浜野希莉、片山淳平、鈴木大、藤真利子


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