黒の女教師
(2012年7月期・TBS・金曜22時枠)

企画・脚本:山下友弘
脚本:大林利江子、吉澤智子、池田奈津子
演出:岡本伸吾、石井康晴、川嶋龍太郎
プロデュース:伊與田英徳
UVERworld「THE OVER」

http://www.tbs.co.jp/kuro-no-onna/





第5話 花火の恋!盗撮犯に愚か者!!教師の過去
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生徒の一人、立花はクラスメートで頭脳明晰な栞がガールズ
バーで客引きしている姿を目撃する。
立花は栞を呼び出し、そんなアルバイトは辞めるべきだとして
忠告するも、栞はなかなか辞めようとはしなかった。そのウチ
に栞の実家の家庭の事情を知る事になる。

一連のホテル火災事故を装った解決の仕方があまりに雑過ぎ
て、高倉夕子の決め台詞、決めパターンに乗じてより、ドラマ
が幼稚に見えてしまうのが残念なところ。

すみれは自分の事しか考えていないとの流れを使って、すみれ
の影の一面を際立たせるのは悪くは無いけど、店長の河合が
あまりに俗っぽいキャラクターだった為に、学生時代の事とは
いえ、二人が付き合っていたとする辺りの展開は少々、説得力
は無かった。

今時の学生の人間関係にはそれなりの金が必要である事も分か
るし、将来を掴む為には前提となるべき金の問題が存在している
事も事実だと思うが、これだけの事をしつつ、栞が成績を誇示
していられる事は有る意味凄いなと思わせた。

二人の高校デビューの人物が互いに金の有る人、無い人で
対照的な位置にいるという所は面白く設定されていたけど、
やはり金の臭いをちらつかせる展開が用意されると、あんまり
見ていて気分の良い話ではない印象も有った。

成功者の法則、倫理感など店長の歪んだ心が主張として現れて
いたけど、それを否定する高倉の中にも歪みまくっている性格
が有るので、正直あんまり今回の展開では響くところも少なか
ったな。

高倉夕子 …… 榮倉奈々 (進路指導を担当する生物教師)
青柳遥 …… 木村文乃 (現国教師、3-D)
野口 …… 駿河太郎 (警察官)
堀田学 …… 光石研 (都立国文館高校・教頭)
内田すみれ …… 市川実日子 (古典教師、3-C)
芹沢恵子 …… 南果歩 (都立国文館高校・校長)
藤井彩 …… 小林聡美 (美術教師)
近藤剛 …… モロ師岡 (英語教師、3-A)
榎戸修平 …… 鈴木亮平 (世界史教師、3-B)
落内福子 …… トリンドル玲奈 (購買部職員)

3年D組の生徒
戸田トシオ …… 松村北斗 (謎の多い転校生)
望月亮平 …… 千葉雄大 (クラスのボス的な存在)
下村明日香 …… 大野いと (恋愛体質の女子高生)
杉本順平 …… 西井幸人 (成績優秀、英語が得意、臆病)
松本栞 …… 土屋太鳳 (東大を狙える才女。しかし家が貧乏)
安田俊介 …… 山ア賢人 (バレー部)
山岸リオ …… 竹富聖花 (達也と付き合っている)
佐伯江衣花 …… 広瀬アリス
栗原啓太 …… 太賀 (明日香を見守る)
野間薫 …… 杉咲花 (リオと幼なじみ)
三島恭子 …… 藤原令子
立花聡 …… 上遠野太洸 (父がみどり銀行の偉い人で金持ち)
梅原優 …… 中条あやみ (杉本と同様に臆病)
菊池望 …… 藤原薫
坂口学 …… 岡山天音
高木瑞希 …… 坂田梨香子
河野弥生 …… 紗也
緑川風香 …… 篠原愛実
副島総一郎 …… 永江祐貴
三浦一樹 …… 服部寛隆
黒木達樹 …… 鈴木彰人
井上廉太郎 …… 小森真誉
原田圭吾 …… 脇卓史
三橋拓斗 …… 快斗
磯村勇太 …… 鈴木龍之介
小野千夏 …… 小野明日香
加納麻理 …… 村崎真彩
中谷真由 …… 寺山葵
岩崎結衣 …… 久野みずき

河合輝也 …… 加藤虎ノ介 (ガールズバー経営、すみれの元彼)
永井浩 …… 杉村太蔵 (教育評論家)

榎木孝明
石田将士、山神佳誉、お宮の松、鈴木ひろみ、近江陽一郎、
泰野隆光、新井雅貴、佐藤宏一、角田文

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (6.0)

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