ラッキーセブン
(2012年1月期・フジ・月曜21時枠)

シリーズ構成:佐藤信介
脚本:早船歌江子、野木亜紀子
音楽:ティム・ウィン
演出:佐藤信介、成田岳、平野眞
プロデューサー:重岡由美子、関口大輔

http://www.fujitv.co.jp/lucky-seven/index.html





第6話 最初で最悪の案件
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

新田が居なくなった探偵社は再び活動を始める。
淳平が提出した不倫調査書は、事務所設立から13年目にして
2000件目の記念すべき案件でも有る。警察から押収物が戻って
来たこともあり、ダンボールの紐を解いていく中、昔の事務所
の様子が描かれているアルバムが出てくる。駿太郎は記念すべ
き一件目の案件はどういうものだったのか気になっていく。

ドラマはラッキー探偵社の過去に迫る話であると共に、
駿太郎自身に今回は自分の仕事に於ける長続きしない理由を
問うていく流れだった。

一話目とは全く毛色の違う内容ではあるけど、これはこれで
また別の面白さが演出された話だと思う。
最初からこの路線で行けば良かったのではないかという感じ
もするし、少々一話目の出来すぎた演出によってドラマ全体
のハードルを上げすぎたようにも感じる。

そんなハードルを上手く軌道修正させて、極普通の楽しい
探偵事務所色を上手く描いた格好だ。

一話目から必要なのかよく分からない真壁リュウの存在も
今回挿入させて描いてくる。今後も出演するのかはよく分か
らないけどね。よく分からないと言えば駿太郎の親戚・兄弟
の存在は殆ど出てこないね。

またそれぞれの性格に触れるエピソードも描かれ、少しずつ
キャラクターの人物像に対する情報も提示されて来た。

真実を追求する事へのリスクと同時に、依頼に来る人の切実な
思いや、それを受けた調査員達の姿勢を問う物語でもあるし、
調査を妨害したところで、事実や現実はは変わらないとする
事も上手く伝わってきた。まぁ正直筑紫の主張はちょっと
優等生過ぎるところは有るんだけどね。

駿太郎のスタイリッシュさは十分に感じることは出来たけど、
これまたちょっぴり全方位的に格好良い度をアピールしすぎ
かなとも思う。

時多駿太郎 …… 松本潤 (ラッキー探偵社)
新田輝 …… 瑛太 (ラッキー探偵社)
旭淳平 …… 大泉洋 (ラッキー探偵社)
水野飛鳥 …… 仲里依紗 (ラッキー探偵社)
真壁リュウ …… 谷原章介 (俳優)
桐原由貴 …… 吹石一恵 (北品川署・刑事)
茅野メイ …… 入来茉里 (ラッキー探偵社)
時多孝次郎 …… 小山慶一郎 (次男)
後藤将司 …… 金田明夫 (北品川署・警部)
時多百合子 …… 岡江久美子 (駿太郎の母)
筑紫昌義 …… 角野卓造 (ラッキー探偵社)
藤崎瞳子 …… 松嶋菜々子 (ラッキー探偵社)
時多翔太 …… 後藤奏佑人 (親戚)


小林タモツ …… 飯田基祐 (証券マン、浮気者)
敷島珈琲店・店員 …… 野間口徹 (メイとの関係は?コーヒー不味い)

ガリガリガリクソン、KHAN、UMALI 、THILAKARATHNA


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system