ラッキーセブン
(2012年1月期・フジ・月曜21時枠)

シリーズ構成:佐藤信介
脚本:早船歌江子、野木亜紀子
音楽:ティム・ウィン
演出:佐藤信介、成田岳、平野眞
プロデューサー:重岡由美子、関口大輔

http://www.fujitv.co.jp/lucky-seven/index.html





第9話 恋という名のワナ
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16年前に亡くなった瞳子の父の手帳が、槇谷参事官の遺品の中
から出てくる。娘の由香利からその手帳を手渡されるも、それ
は単なるスケジュール帳である事を知る。
一方駿太郎は、ストーカーの被害に遭っているという史織から
の警護の依頼を担当する事になる。依頼人と恋人関係という設定
で送り迎えしているウチに、史織は駿太郎にアプローチしていく
が・・・

いよいよ瞳子の父親の件で動き出すと共に、探偵社に降りかかる
最大の危機を演出する話だった。

ストーカー被害のドラマとしては軽い感じのエピソードから始
まり、警察内部の不祥事が絡んでいそうな16年前の事件に、
上手いこと繋げていく。

駿太郎の魅力がたっぷり盛り込まれた内容で、格闘技の腕だけ
でなく、探偵としてのスキルも発揮したかと思えば、男性として
の魅力を上手く引き出していく。

冗談を言い合う良い関係が探偵社内で生まれていて、そのノリ
はとても印象的だけど、冒頭から瞳子を付け狙う陰が、今回の
ドラマのそんなノリを打ち消すような緊迫感を与えていたね。

駿太郎だけが格闘技に長けているという点で実に心細い展開が
用意され、淳平をその流れに組み込んでしまう事への不安な後半
部だったけど、来週は新田も戻ってきそうだし、二人で巨悪と
戦っていきそうな感じで、なかなか面白く演出されている。

正直、夏帆さんが犯人側の人間とは最後まで分からなかった。
結局このキャラクターはどんな役回りの女性だったのか?
襲ってきた人物の彼女とか??

時多駿太郎 …… 松本潤 (ラッキー探偵社)
新田輝 …… 瑛太 (ラッキー探偵社)
旭淳平 …… 大泉洋 (ラッキー探偵社)
水野飛鳥 …… 仲里依紗 (ラッキー探偵社)
真壁リュウ …… 谷原章介 (俳優)
桐原由貴 …… 吹石一恵 (北品川署・刑事)
茅野メイ …… 入来茉里 (ラッキー探偵社)
時多孝次郎 …… 小山慶一郎 (次男)
後藤将司 …… 金田明夫 (北品川署・警部)
時多百合子 …… 岡江久美子 (駿太郎の母)
筑紫昌義 …… 角野卓造 (ラッキー探偵社)
藤崎瞳子 …… 松嶋菜々子 (ラッキー探偵社)
時多翔太 …… 後藤奏佑人 (親戚)

望月史織 …… 夏帆 (ストーカー被害を装う)
槇谷由香利 …… 奥田恵梨華 (参事官の娘)
藤崎眞人 …… 大鷹明良 (瞳子の父、弁護士、16年前殺害される)

永井大、三元雅芸、坂本三成、横田恵美

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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