ラッキーセブン
(2012年1月期・フジ・月曜21時枠)

シリーズ構成:佐藤信介
脚本:早船歌江子、野木亜紀子
音楽:ティム・ウィン
演出:佐藤信介、成田岳、平野眞
プロデューサー:重岡由美子、関口大輔

http://www.fujitv.co.jp/lucky-seven/index.html




第10話 仲間達よ永遠に!
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瞳子が何者かにさらわれ、探偵社に泥棒が入ろうとするのを
見た駿太郎たちは、この一件が16年前に瞳子の父の死の真相
と何らかの関係がある事を知る。
犯人側から藤崎眞人の手帳を持ってくるよう要求され、そこに
GPSを仕込んで瞳子の居場所を探っていく。

新田の登場の仕方はなかなか面白く演出されており、一度姿
を消した効果がそれなりに有ったと思う。ただ明らかに最後の
場面で出てくるであろう事が分かっていた事も有っても、
サプライズとしては弱くその辺は残念な感じがする。

確かに駿太郎たちの潜入する様子とか、アクションシーンに
於ける見せ場は感じるのだけど、前回にも書いた事に繋がる
けど、駿太郎以外のメンバーが潜入捜査には不的確な所が有り、
巨悪と戦うには少々心細さがあったかな。
またアクションシーン頼みの展開が多く、アクションシーンが
無いと逆に物足りないドラマになってしまう一面があった点は
もう少し探偵シーンに於ける見せ場のバリエーションを持たせて
欲しかった。

ドラマとしては一貫して楽しいやりとりが行われていたけど、
やはり状況に応じて、ジョークなどの掛け合いも多少テンション
を変えて描いて欲しい所もあった。

アクションシーンは上手く取られており、是非今後も
最低でもこれくらいのクオリティを保って欲しい。日本のドラマ
はただでさえ演技力がないとか散々言われている訳だし、
見せ場というものをもっとどん欲に追求していって欲しい所だ。

しかし駿太郎の家族は出演させる意味が殆ど感じなかったな。
あと夏帆さんは結局どんな立場の人間だったのかやっぱり分か
らなかった。

時多駿太郎 …… 松本潤 (ラッキー探偵社)
新田輝 …… 瑛太 (ラッキー探偵社)
旭淳平 …… 大泉洋 (ラッキー探偵社)
水野飛鳥 …… 仲里依紗 (ラッキー探偵社)
真壁リュウ …… 谷原章介 (俳優)
桐原由貴 …… 吹石一恵 (北品川署・刑事)
茅野メイ …… 入来茉里 (ラッキー探偵社)
時多孝次郎 …… 小山慶一郎 (次男)
後藤将司 …… 金田明夫 (北品川署・警部)
時多百合子 …… 岡江久美子 (駿太郎の母)
筑紫昌義 …… 角野卓造 (ラッキー探偵社)
藤崎瞳子 …… 松嶋菜々子 (ラッキー探偵社)
時多翔太 …… 後藤奏佑人 (親戚)

望月史織 …… 夏帆 (ストーカー被害を装う)
藤崎眞人 …… 大鷹明良 (瞳子の父、弁護士、16年前殺害される)
八神景介 …… 鹿賀丈史 (八神コーポレーション)

永井大、坂本三成
清水めぐみ、岐部公好、青木一、佐藤匡泰、宮下ともみ
川本耕史、田之上生海、野田諭司、堀内俊成、野田輸司
矢島一憲

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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