マメシバ一郎 フーテンの芝二郎
(2012年10月期・テレ玉・土曜23時枠)

製作総指揮:吉田尚剛
監督:芦塚慎太郎
企画・脚本:永森裕二
音楽:野中"まさ"雄一
プロデューサー:平体雄二、飯塚達介
オープニング曲『フーテンカイト』歌:高橋直純
エンディング曲『スブタにパイナップル〜社会人編』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第1話 人生の試練は大体、突然訪れるのだ
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二郎は母・鞠子の策略によって38年間の引きこもり生活に
終止符を打つことになった。しかし有る時目覚めると、二郎
の前には手紙が有り、鞠子の姿がなくなっていた。
鞠子は土地を売ることにしたので、二郎にも引っ越ししてもら
うという事だった。アパートを用意したと言われるが、突然
相談もなく行われたことに戸惑う二郎。叔父の重男は、長年
住み慣れた家を手放す鞠子にも余程のことが合ったのだろう
とし、気持ちを察してやれと言われるが、勝手に出て行った
母の道楽のせいで家を追い出される僕の気持ちはどうなのか?
と問う。今風に言うとチョベリバだなと言われ、人手に渡った
のだからもう観念して引っ越しの準備をするよう言われる。
鞠子の事だから考えが合っての事だろうとし、今までもそうだ
ったと告げられる。二郎が゛外に出られるようになったのも
鞠子が一郎を置いていってくれたお陰だと告げる。
二郎がこの家から巣立っていくことなど当時は夢にも思わなか
ったと言われる。

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いよいよ始まったマメシバ一郎シリーズの第三弾。

これまでにストーリーを見た事のない人、忘れた人の為に
回想シーンの大盤振る舞いの話だった。
鞠子さんの大胆な行動の裏には、何らかの意図が隠されている
事は明らかで、その意図も有る意味では分かりやすいものが
有る。

過去・父親が死んでいなかったとするオチが合ったので、
この土地も売っている様に装い、二郎だけが追い出された
格好のだろうけど、一人で生活して金を稼ぐところから
炊事洗濯が出来るまでをこのシーズン3の中で学ばせるという
事なのか。鞠子を追いかけて彼女の居場所を知るという
これまでの様なエピソード構成では無いとは思うので、
如何に家族以外の人に関わらせていき、社会に溶け込ませる
のかにかかっているのかも。

引っ越しに使われていた軽トラのプレートは熊谷ナンバーだ
ったな。二郎は埼玉に住んでいるのか。個人的に群馬辺りに
住んでいるのかと思っていたのだけど。

二郎はペットショップに就職が決まっていたのね。
動物の生態とかあんまり知らなそうだけど、店員としてやって
いけるのか。
アパートの隣人との関係とか、ペットショップとの客とのやり
とりの中で上手く人間関係を結んでいくことが出来るのか。
最終的な目標は二郎の結婚だと思うのだけど、どうなるのだ
ろうか。シーズン3では流石に結婚まで描かれるのは不可能かも
知れないが・・・
新キャラである南沢奈央さん、野間口徹さん、原史奈さんが
どういう役割を果たすのか期待するものが有るな。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (脱ニートの38歳。ペットショップ勤務)
真田まちこ …… 南沢奈央 (しつけ教室のトレーナー)
財部陽介 …… 橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村影虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店長)
仁政一成 …… 野間口徹 (無職の犬ビギナー)
陣内香里 …… 原史奈 (ペットショップのお客)
椎名ノゾミ …… さいとうみき (ペットショップのお客)
女性客 …… 千鶴ちい (チワワの飼い主)
福山 …… 元田牧子 (主婦)
権藤茂 …… ダンカン (借金取り)
芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)

回想シーン
北条由紀 …… 美波
鮫島勝也 …… 渋谷樹生
氷川さとみ …… 伊藤かな恵
山下知輔 …… ささの堅太
芝加代子 …… 渋谷琴乃

小嶌天天、塩澤葉子

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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