マメシバ一郎 フーテンの芝二郎
(2012年10月期・テレ玉・土曜23時枠)

製作総指揮:吉田尚剛
監督:芦塚慎太郎
企画・脚本:永森裕二
音楽:野中"まさ"雄一
プロデューサー:平体雄二、飯塚達介
オープニング曲『フーテンカイト』歌:高橋直純
エンディング曲『スブタにパイナップル〜社会人編』歌:盛岡冷麺

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第3話 人生の困難は、なかった事にしておきたいのだ
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一郎は所定の場所でトイレをせず、思わず不道徳な犬(インモ
ラル犬)
に成り下がったとして、二郎は焦るが、しつけ教室の
まちこの助言によってなんとかトイレをさせる事に成功する。
しかし母がいつの間にか二郎の事を連帯保証人として
500万円の
借金
を背負わせている事が分かり、ある時突然権藤という男性が、
突然借金の返済を求めてアパートにやってくる。
寝苦しい中で、朝目覚ましの音にも無反応の二郎。
更に陽介が借金の噂を心配して二郎の元に来るが、扉を開ける
のを拒否する。陽介はなんとか二郎と接触して事情を聞くと、
母は借金取りに手紙を托していったという。そこには
"あとは
二郎ちゃんに"
とだけ書かれていた。借金取りの権藤からは
人生の困難とは突然にやってくるものだとし、月に10万円を
返済すれば50ヶ月(4年ちょっと)で返済は可能だとし、恐れれ
る事はないという。上手く行くはず無いと思っているかも知れ
ないが、
人は失敗する事より、失敗するのを想像している時の
方が恐れているもの
だとして、説得力のある言葉を残して行く。
二郎は人生の困難など放って置くに限るとして、無視しようと
していた。

二郎がバイトしていると"はげじじい"重男から電話が鳴る。
一郎がアパートの室内で吠えてうるさいというものだった。
徐々に二郎のいう事を聞かなくなってきた一郎に一体何が
起きているのか。

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二郎に課せられる母親からの試練。
独り立ちしたかと思えば今度は身勝手な借金を背負わされる。
しかもその金額は500万円。果たして返す事は可能なのか。

二郎の物語のハズなのに、ドラマは殆ど犬の事ばかり。
動物好きを意識しすぎているのか、ペットを飼うためのHOW TO
ビデオにしたいのか。

二郎自身のドラマが完全におざなりになり、少しハードルも
上げすぎている感じで、イマイチこのドラマの持つ楽しさで
はなく、別の所に重きを置いている感じがする。

ただまぁまちこから話を聞き出す作戦とかクスリとさせられる
部分も多いし、二郎に近づいてくる人たちは相変わらず、
近寄りがたい雰囲気を放ちまくっている二郎に対して構いたくて
仕方が無いみたいなオーラで絡んでくるし、ドラマが生まれそう
な雰囲気は有る。
今後ドラマが面白くなる事に期待しよう。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (脱ニートの38歳。ペットショップ勤務)
真田まちこ …… 南沢奈央 (しつけ教室のトレーナー)
財部陽介 …… 橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村影虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店長)
仁政一成 …… 野間口徹 (無職の犬ビギナー)
陣内香里 …… 原史奈 (ペットショップのお客)
椎名ノゾミ …… さいとうみき (ペットショップのお客)
女性客 …… 千鶴ちい (チワワの飼い主)
福山 …… 元田牧子 (主婦)
権藤茂 …… ダンカン (借金取り)
芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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