マメシバ一郎 フーテンの芝二郎
(2012年10月期・テレ玉・土曜23時枠)

製作総指揮:吉田尚剛
監督:芦塚慎太郎
企画・脚本:永森裕二
音楽:野中"まさ"雄一
プロデューサー:平体雄二、飯塚達介
オープニング曲『フーテンカイト』歌:高橋直純
エンディング曲『スブタにパイナップル〜社会人編』歌:盛岡冷麺

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第4話 家長が家庭のリーダーとは限らないのだ
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母・鞠子からの借金を背負わされた二郎。
一郎に対して留守番させる事に成功するも、監視カメラの
映像を見ると、借金取りの権藤が留守中の二郎の部屋に入り、
一郎を手懐けてするのを見てしまう。それ以降、二郎が一郎に
対して餌を与える際に、"待て"の声を掛けるもまったく言うこ
とを聞かなくなる。
そんな中、一郎はアパートの宿主である富子から、契約書と
前家賃を払うよう言われる。更に借金取りの噂を聞きつけ、
風紀上困ると言われるが、権藤は変わった借金取りのようで、
一郎に対して余計な事をしていると語る。

店には女子高生が犬と戯れに来るが、赤ちゃん犬を刺激しない
よう注意する。二郎もまたつまらない青春をつまらせる為に
犬を展示している訳ではないと突き放す。

二郎は休憩時間、まちこの元で話しを聞く。
環境が変わるとそれまで出来ていた事が突然思い出せなくなる
事が有るのだという。躾の必要は、犬と人間の違いから、人間
が導き、そしてリーダーを求めている犬の期待に応えなければ
ならない事を告げられる。

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一郎が借金取りの権藤と密かに精通している事を知る。
二郎に懐かなくなり、二郎のことを家長だと思っていないので
はないかと感じていく。

一郎の存在を通して、二郎に家長を自覚させたり、今では
二郎が家長で鞠子こそ、迷走している一郎みたいな構図になっ
ている辺りが面白く描かれた。

これまでの展開とそれ程変わりはないけど、とりあえず
例え方に納得できると、ドラマとしても面白くなるのかな。

仁政の存在がイマイチ上手く利用されていないのが残念な
ところ。二郎に対して冷静に他人の姿を通して、自分の姿を
実感させるという意味では良い存在なのかな。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (脱ニートの38歳。ペットショップ勤務)
真田まちこ …… 南沢奈央 (しつけ教室のトレーナー)
財部陽介 …… 橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村影虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店長)
仁政一成 …… 野間口徹 (無職の犬ビギナー)
陣内香里 …… 原史奈 (ペットショップのお客)
椎名ノゾミ …… さいとうみき (ペットショップのお客)
女性客 …… 千鶴ちい (チワワの飼い主)
福山 …… 元田牧子 (主婦)
権藤茂 …… ダンカン (借金取り)
芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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