マメシバ一郎 フーテンの芝二郎
(2012年10月期・テレ玉・土曜23時枠)

製作総指揮:吉田尚剛
監督:芦塚慎太郎
企画・脚本:永森裕二
音楽:野中"まさ"雄一
プロデューサー:平体雄二、飯塚達介
オープニング曲『フーテンカイト』歌:高橋直純
エンディング曲『スブタにパイナップル〜社会人編』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第5話 長年育んだ信頼関係なんて、5秒で壊れるのだ
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二郎は一郎に対して待てを覚えさせるが、借金取りの権藤は
更に一郎の扱いに長けている事が分かる。
二郎が寝ていると勝手に権藤が入ってくる。いつも扉を開けて
いるんですねといけしゃあしゃあと語る権藤。食事をあげに来た
という彼に対して、あんたの狙いは何なのか?と問う。
すると権藤はまた鞠子から借金の申し込みがあり、120万円
程度上積みされるという。総額は620万円。二郎はようやく
社会のルールや空気を読んで生活があまり始めたのに、払う
義務はないとするが、借金しているのは貴方の母でしょと問う
と、来週の給料日が楽しみだという。

そんな中一郎は二郎に懐かず、お手もしてくれなくなっていた。
仕事へ出かける際に、権藤が入らないように鍵を掛けていこう
とするが、鍵の音でやはり一郎は心配になり吠えだしてしまう。
仕方なく鍵を開けたまま仕事場へ行く事になる。

職場に行くといつもの女子高生が客としてやってくる。
女子高生は犬の臭いを消すものはないか?と問う。二郎は近づ
かなければ良い事だという。私はお客だという女子高生に仕方
なく薬品を紹介する。散歩は毎日するのか、散歩中に犬が落ちて
いるものを口にしたらどうするのかなど色々と質問してくる
中で、今からネガティブに考えを持ってどうするのかと問い、
それならばいっその事飼わない選択筋もあると語る。
しかし景虎店長から、彼女は先週いつも見ていた犬を購入
していった事を聞く。

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更に増える借金の二郎に対して借金取りの権堂は返済を求め
つつも、一郎に対して異様とも思える行動を取り始める。
果たして彼は別の目的で近づいてきているのか。

相変わらず犬をペットとして買う人のためのHOW TOものである
事は明らかだけど、今まで二郎が他人任せの人生を送る中で、
自立したと同時に譲れないものも出てきたという感じの展開が
上手い事機能した話だった。

親の借金に対して何処まで子供に背負うべき義務が有るのか
は謎だけど、額が額だけに、少々現実離れした流れが有る感じ
は否めない。二郎が作る動画がヒットとして思わぬ副収入が
有るか、最初から金を借りては居ないのかのどちらかなのかな。

まちこと権堂との繋がりが出てきたことでそれが何を意味する
のか。この人は犯罪者だとする書き込みが二郎に向けられた
ものなのか、それとも権堂に向けられたものなのか。
まぁ流れからすれば権堂なのだろうけど、大抵はblogの管理人
に向けたメッセージが書き込まれる事情も有るので、なんとなく
紛らわしいかも。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (脱ニートの38歳。ペットショップ勤務)
真田まちこ …… 南沢奈央 (しつけ教室のトレーナー)
財部陽介 …… 橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村影虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店長)
仁政一成 …… 野間口徹 (無職の犬ビギナー)
陣内香里 …… 原史奈 (ペットショップのお客)
椎名ノゾミ …… さいとうみき (ペットショップのお客)
女性客 …… 千鶴ちい (チワワの飼い主)
福山 …… 元田牧子 (主婦)
権藤茂 …… ダンカン (借金取り)
芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)

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