マメシバ一郎 フーテンの芝二郎
(2012年10月期・テレ玉・土曜23時枠)

製作総指揮:吉田尚剛
監督:芦塚慎太郎
企画・脚本:永森裕二
音楽:野中"まさ"雄一
プロデューサー:平体雄二、飯塚達介
オープニング曲『フーテンカイト』歌:高橋直純
エンディング曲『スブタにパイナップル〜社会人編』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第7話 横から目線でいい人ぶっても、効かない関係もあるのだ
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一郎が餌を食べなくなった件で、ストレスを感じているのか、
危険を察知しているのか心配する中で、実は餌としてあげていた
ペットフードの賞味期限が切れていた事で、一郎は食事を拒んで
いた事が判明する。

暑い日、二郎は一郎の物音で目覚める。
一郎がカーテンに噛みついたかと思えば、今度はテーブルの足に
噛みついたのである。それを止めようとすると、途端に野生と
しての本能をむき出しにするようなドスの利いた声で、二郎を
威嚇。お仕置きが必要ではないまかとするが・・・

外に散歩に行くと、叔母から契約金、前家賃、今月の家賃の
何一つ支払いが滞っている事を利く。親戚と思って舐めている
のではないか?という叔母は、訴える事も有ると言われる。二郎
は母親の借金を返すので精一杯だとすると、叔母は借金取りに
は金を払って家に金を入れないとはどういう事なのかと問う。

まちこの教室でも飼い犬のかみ癖についての講義を行っていた。
大抵の犬は親と暮らす中で、犬からかみ癖を訂正されていくもの
だが、人間と住む犬は大抵一匹故にきちんと人間の生活の中で
教える必要が有る事を聞かされる。まちこは任せ犬作戦を教えて、
犬のフリをして子犬とかみ合い主従関係を教えるのだと語る。

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餌の問題が解決したかと思えば今度はかみ癖が始まる。
犬にとって噛む行為は愛情表現の一つだとして、その相手の
居ない一郎はとにかくカーテンとテーブルの足をかみ続け、
ついには二郎にまで牙を向ける。

権藤が借金取りではなく警察官だったというのは良いけど、
なんで金を取り返しに来ているんでしょうかね。
単純に鞠子の知り合いなのか。
そして警察官という割に勝手に部屋に入って人の犬を連れ回して
いる行動に違和感が有るが、これも母親のしている計画故に
指示されて動いているという事なのか。

犬は順位付けを求めること。
そして頭の良い生き物なので、ダメだと教えられればそのような
行動は起こさないこと。

家長になって一郎をコントロール出来る立場になるべきことを
示唆され、それはすなわち芝家の家長となるべき事だとする
流れの意図も伝わって来てわかりやすい内容ではある。

ただ犬を買う事に対するHOW TO色のVTRが長すぎることもあって
ドラマ部分が単なる格言の為だけに有る感じがしてならない。
ドラマというよりもCM的感覚だ。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (脱ニートの38歳。ペットショップ勤務)
真田まちこ …… 南沢奈央 (しつけ教室のトレーナー)
財部陽介 …… 橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村影虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店長)
仁政一成 …… 野間口徹 (無職の犬ビギナー)
陣内香里 …… 原史奈 (ペットショップのお客)
椎名ノゾミ …… さいとうみき (ペットショップのお客)
女性客 …… 千鶴ちい (チワワの飼い主)
福山 …… 元田牧子 (主婦)
権藤茂 …… ダンカン (借金取り)
芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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